資産運用会社のブラックロックが、ビットコイン先物への投資を示唆した2つのファンドの目論見書を提出した。

同社は7.81兆ドル(約808.3兆円)を運用している世界最大の資産運用会社であり、参入となれば市場に大きな影響を与えるかもしれない。

世界最大の資産運用会社がビットコイン市場に参入か

世界最大の資産運用会社のブラックロックが、ついにビットコイン市場への参入に動いた。

水曜日に米国証券取引委員会(SEC)に提出された目論見書によると、BlackRock Global Allocation Fund Inc.と BlackRock Funds Vの2つファンドに投資が許可されているデリバティブ商品のリストにビットコイン先物が含まれている。

また、ファンドは商品先物取引委員会(CFTC)に登録された商品取引所で取引される現金決済ビットコイン先物のみに投資することができるとも記載されている。

そして、今回提出された書類では以下のようにリスクの説明がなされている。

ビットコイン先物市場が比較的新しい市場であることを考えると、ビットコイン先物は他の先物と比べて取引量が多くないため、ビットコイン先物への投資には非流動性リスクが伴う可能性があります。

先月、ブラックロックCEOのLarry Fink氏は、ビットコインが資産クラスとして正当性を増していると発言していたが、「永続的に本物になるかどうかを確認するには、多くの市場を通過しなければならない」と注意を促していた。

果たして世界最大の資産運用会社が参入してビットコイン市場は更に拡大していくのだろうか、今後の展開に注目したい。

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この記事はcoindeskの「BlackRock Gives 2 Funds Go-Ahead to Invest in Bitcoin Futures」を参考にして作られています。