ドイツ銀行が実施した調査により、多くの人がビットコインを大きなバブルと見ているという側面が明らかになった。
しかし一方で、25%の人はビットコインが2022年初頭までに7万ドル以上に上昇する可能性があると考えている。
1月13日から15日にかけてドイツ銀行が実施した最新の投資家調査で、半数以上の専門家がビットコインとTeslaがバブル状態にあると考えているとの結果が出た。
つまり、ビットコインおよびTeslaが”今後暴落する”と考えている人が多くいたという事実を表している。
ドイツ銀行が調査した半数以上の人が、BitcoinとTeslaは半分になる可能性が高いと考えている。
More than half of people surveyed by Deutsche Bank think Bitcoin and Tesla are more likely to halve than double. pic.twitter.com/LAL4kCy9A5
— Sam Ro 📈 (@SamRo) January 19, 2021
さらに、全回答者のうち56%がビットコインは今後12ヶ月で価値が半減する可能性が高いと考えているようだ。
当記事執筆時点(1/21 11時)でビットコインは35,000ドル前後を推移しているため、この価値を半分にすると昨年11月下旬並の水準となる。
(参考 TradingViewのXBTUSDチャート 4時間足)
またさらに、62%の人がTeslaについても同様の下落を予想している。
しかし、回答者の25%はビットコインの価値は1年で倍増する可能性があると考えており、7万ドル超えへの期待も結果に表れるかたちとなった。
これらの結果が出るなかで、ドイツ銀行のストラテジストJim Reid氏は、ビットコインとTeslaは"テクノロジーバブルの象徴"であると指摘した。
“ビットコインとTesla” (テクノロジーバブルの象徴的な株)の12ヶ月の運命について具体的に尋ねたところ、読者の大多数はTeslaの脆弱性が高いため、これらの水準から半減する可能性が高いと考えている。
昨年末から大幅上昇を成し遂げているビットコインだが、果たしてこれは"バブル"なのか。
この調査の答えは1年後に明らかになる。
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この記事はCoinDeskの「Over Half of Investors Think Bitcoin, Tesla Stock Are Biggest Bubbles: Deutsche Bank Survey」を参考にして作られています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi