PayPalのCEOによると、PayPalの顧客の大半がビットコインのサポートを望んでいたという。

事実、PayPalの調査結果として、顧客の54%は仮想通貨サービスの導入を以前から希望していたとのデータが出ている。

PayPal社CEO「仮想通貨が主流になる時期が来た」

PayPalのCEOであるDan Schulman氏は、仮想通貨の将来について楽観的な見方を示し、今が主流となる時期であると主張している。

​同氏は、より効率的な金融システムを構築することで、多くの人々に「財政健全化を促進する」ことができると付け加えた。

​金融システムを作成できれば、より速く、より安く、より効率的で、より多くの人をシステムに参加させ、コストを削減し、支援するのに適した最新のテクノロジーを提供できる。それは多くの人の財政状況を改善する。

したがって長期的にみて、私はあらゆる種類のデジタル通貨について非常に楽観的だ。

​PayPal は10月下旬に新仮想通貨サービスを正式に発表し、11月にはアメリカの全顧客向けに同サービスを開始した。

​Schulman氏は、PayPalの独自市場調査の結果、顧客の54%が最近導入された新機能を望んでいたことがわかったと明かした。

この仮想通貨サービスは今年の最初の段階で、同社ロードマップに完全には含まれていなかったことを​Schulman氏は明らかにした。

​我々のロードマップになかったのは、我々の2800万の顧客のいずれかで購入するための資金調達手段として、仮想通貨を使用するという機能だ。仮想通貨を購入すると、投資手段として使えるだけでなく、他の購入のための資金源としても使うことができるようになる。

​みずほ証券米国法人の新しい調査によると、PayPal全顧客の65%がビットコインを使って商品を購入したいと考えているようだ。

仮想通貨は支払い手段としての地位を確立しきれてはいなかったが、PayPalは仮想通貨を簡単に使うことのできるサービスであり、業界が待ち望んでいたレイヤ2ソリューションになろうとしている。

​これは仮想通貨の有用性を高めるものであり、その浮き沈み(価格の上下)にただ乗るだけでなく、もっと多くのことすることができる。事実、あなたはそれを私たちの2800万の店舗で取引を行うことができる手段として持っている。

PayPalのサービスは着実に広がりつつある。今後の同社の動きにはいっそう注目していきたい。

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この記事はU TODAYの「PayPal CEO Says Now Is the Time for Cryptocurrencies to Go Mainstream」を参考にして作られています。