ここまで破竹の勢いで価格の上昇が続いているリップル(XRP)であるが、テクニカル指標のTDシーケンシャルではトレンドが転換する可能性を示唆している。

また、取引所には1億ドル(約104億円)ものXRPが送金されており、これが売り圧力の増大に繋がると見られている。

リップル(XRP)バブル崩壊か

ここまで大暴騰が続いているリップル(XRP)であるが、ここにきて不安要素が指摘されている。

ここまでのリップル(XRP)価格は、2018年9月下旬以来の高水準となる0.78ドル(約81.43円)の高値に達する動きを見せた。

テクニカルの観点では、リップルが過去8ヶ月間の日足チャート内で展開された大規模なトライアングルから脱却したように見える。

このトライアングルの突破後の最高値は、0.84ドル(約87.69円)付近への上昇を予想していた

しかし、ここ数日のリップル(XRP)の急激な上昇相場の動きを考えると、この地点に達したものと見なすこともできる。

(出典元:XRP/USD on TradingView)

実際、TDシーケンシャルでは、リップル(XRP)が買われすぎの領域で取引されていることを示唆している。

現在、このテクニカル指標では、リップル(XRP)の12時間チャートと4時間チャート上のローソク足でトレンド転換を示す「9」が出ており、今後の下落の可能性を示している。

(出典元:XRP/USD on TradingView)

また、ブロックチェーン分析会社ChainalysisのチーフエコノミストのPhilip Gradwell氏は、リップル(XRP)が大量に取引所に送金されていることに関して注意を促している。

XRPは土曜日の高騰以降、23億のXRPが取引所に送金されており、それは10億ドル(約104億円)近くの価値で、昨年の1日平均の3.3倍となっている。
それは多くの売り圧力であるが、中央値の取引強度は平均の2倍で、これまでのところ需要は強い。

下落が始まった場合の最も重要なサポートレベルは0.32ドル(約33.40円)となっている。

一方で、弱気の見通しは、0.78ドル(約81.43円)以上の日足ローソク足の終値によって無効になる可能性がある。

もしXRPの強気が壁を超えて価格を押し上げることができれば、0.84ドル(約87.69円)または1ドル(約104.4円)への更なる上昇が期待される。

果たしてリップル(XRP)は今後どのような推移を辿るのだろうか、今後の展開に注目したい。

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この記事はCryipto Brieifingの「Ripple’s Rise Short-Lived as XRP Holders Rush to Exchanges」を参考にして作られています。