執筆現在(112416時半現在)18,400ドル(約192.2万円)前後を推移している仮想通貨ビットコイン(BTC)

価格高騰状態にあるリップル(XRP)などのアルトコインに比べると、ここ数日間は比較的堅調な推移を継続している。

そんな中、ある著名仮想通貨アナリストが、「近いうちに、ビットコイン(BTC)価格は大幅な引き戻しを受ける可能性がある」との予測を語り、注意喚起を行った。

「ビットコイン(BTC)は“買われ過ぎ”」仮想通貨アナリストが大幅な価格引き戻しの可能性を示唆

ここ数日間、比較的堅調な動きを続ける仮想通貨ビットコイン(BTC)は、18,000ドル(約187.9万円)台半ばで推移している。

そんなビットコイン(BTC)について、著名仮想通貨アナリスト「VincePrince」氏(@VincePrince244)は、短期目線での弱気な見解明かした

VincePrince」氏によると、「短期的に、ビットコイン(BTC)価格は大幅な引き戻しを受ける可能性があり、弱気相場への反転も考えられる」という。

同氏は、以下のチャートを共有し、「ヘッドアンドショルダー(Head and Shoulder)(以下:H&S)」について懸念するとともに、『ビットコイン(BTC)の“買われすぎ”』を指摘した。

(Source: BTC/USD on TradingView.com「Bitcoin H&S pattern, as highlighted by Vince Prince.」)

「ビットコイン(BTC)はすでに“買われ過ぎ”のゾーンで取引されています(中略)(上のチャートにあるような) HSパターンは、新たな高値を形成することが絶対にできないという意味ではありません。ただし、ここで私が指摘したいのは、いかなる場合でも弱気の見方を忘れてはならないということです。現在のビットコイン市場が、一瞬にしてトレンド方向の転換がなされてしまう可能性もあるゾーンに位置していることには注意しておく必要があります。」

ここでいう『HSパターン』とは、主要なチャートパターンのひとつ。

天井圏でよく見られ、反転を示唆するものとして認識されている。

一度高値を更新した後で、その高値まで到達せず、ネックラインを下抜けて下落サインとなる可能性が高いため、注意が必要となる。

10月以降、ビットコイン(BTC)価格は急激に上昇を継続していたため、以前より市場における“買われ過ぎ”な状態には懸念の声もあがっていた。

そのため、「VincePrince」氏が指摘するように、近いうちに大幅な修正が入る可能性も十分にある。

2020年も残り1か月余りとなったが、今後年末までにビットコイン(BTC)をふくむ仮想通貨市場は、どこまでその価格を伸ばしていけるのか――ますます注目は高まっていく。

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この記事は、Bitcoinist.comの「BITCOIN: 35% POSSIBILITY BITCOIN IS IN BEARISH REVERSAL, ANALYST EXPLAINS WHY.」を参考にして作成されています。