はじめに

ビットコインのデメリットは大きく分けて3つあるとおもいます。1.決済に優れない2.システム維持が困難3.ガバナンスがとれないといったものです。これからこれらのデメリットについて解説していこうと思います。

ビットコインのメリットについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてください!!!

ビットコインのメリットについて考察してみました!前半では仮想通貨の知識がない人向けに法定通貨(円とかドルとか)に対する優位性、後半では少し専門的に他のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)に比べた優位性を書いてみました!

 

決済に使うには問題がある

スケーラビリティの問題

ビットコインの問題をまずあげろといわれたらスケーラビリティの問題をあげます。具体的にいうと、ビットコインのブロックチェーンは毎ブロックあたり1MBずつしか情報をかきこめません。そのためトランザクションの処理がMAXで6〜7トランザクション/秒といわれています。このためいざ実際の決済に使おうと思うと、なかなかトランザクションの処理が追い付かず何時までたっても送金情報が承認できないといった可能性があります。この問題を解決するためにいま、ビットコインでは、1.ブロックサイズを大きくする 2.トランザクション一つ一つの大きさを小さくするといった解決策が考えられています。

スケーラビリティに関するコインオタクの記事は以下になります。

ビットコインの値動きにも大きく影響し、ビットコインの分裂騒動にも大きく関係しているスケーラビリティ問題ですが、実際に何がそんなに騒がれるのか、わかっていない方も多いのではないでしょうか。詳しく知らない方でもわかりやすいように解説します!

 ボラティリティーが大きい

ボラティリティーとは、資産価格の変動の激しさを表すバロメーターのことです。ビットコインは、株など他の投機に比べてもボラティリティーが非常に高く昨日は3BTCで買えたものが今日は4BTCもかかるといったように決済には向いてないといえます。最もこれはビットコインを投機対象と見るならば、ボラティリティーの大きさはデメリットにはなりませんが。このボラティリティーの高さの原因は、適正価格が決めづらいという所にあり、株などとはちがってビットコインには適正価格を決める明確な基準がありません。

株やFX,仮想通貨の取引をやっている方,興味のある方なら「ボラティリティ」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。ボラティリティとはどういうものか知ったつもりになっていませんか?コインオタクがどこよりも詳しく分かりやすく説明します!

 マイクロぺイメントに向いてない

ビットコインはトランザクションを送るときに送金手数料を自分で設定します。そして、トランザクションが承認される優先度は、古さと手数料の少なさで決まります。なので無料でも送金依頼を出すことは可能ですが、先程も述べたスケーラビリティの問題もあり、現在は基本的には手数料を払わなければ承認してもらえるまでの時間が長くなってしまいます。そしてそれはトランザクションごとにかかるもので、送金額の大きさに起因するものではありません。そのため、送金額が低くても高くても同じ様に手数料を払わなければいけず、自動販売機で飲み物を買うといった細かい決済(これをマイクロペイメントといいます)には向いていません。

 

マイクロペイメントとは、少額の決済が可能になるサービスです。今まで少額の決済をするのに手数料が決済価格よりも大きいなど、現実的ではありませんでした。今後仮想通貨を使って可能になる可能性があるマイクロペイメントの仕組みや将来性を解説します!

 

マイクロトランザクションに向いてない

今のビットコインのブロックチェーンでは次にブロックが生成されるまでに10分かかります。(つまり取引が承認されるまでに10分かかります)これは、今までの外貨トレードよりははるかに早いけど他のアルトコインの方が早いので、細かい決済には向いてないでしょう。

代替性に優れていない

そもそも代替性とは何かということなのですが、例えば、誰かのもっているゴールド100gはあなたのもっているゴールド100gと取り替えても問題ありません。このようにお互いを交換できる性質のことを代替性と言います。これを仮想通貨で考えた時にビットコインの代替性はどうでしょうか。もし仮にマウントゴックスで盗難されたビットコインがさまざまな取引の結果、あなたのところへ来たとしましょう。この盗難されたビットコインと普通のビットコインは交換可能でしょうか。ビットコインは性質上ブロックチェーンに全ての取引記録が残るので、将来的に法整備がされた時に「このビットコインは盗難されたものだから持ち主に返す」と言われ、ビットコインを没収される可能性があります。そのため、代替性があるとは言えません。


環境要因に左右される

流動性が低い

流動性とは、買いたいときに買えて、売りたいときに売れるかが重要です。まだビットコインの投資は新しいもので、市場の流通量、出来高がまだまだ成長途中です。この点ではビットコインはFXなどのほかの投機に比べると、流動性が低いといえます。また、ビットコインに関しては、これから価値があがるのを見越して、今のうちからホールドしている人も多く、流通量が低いのかと思います。

法律がまだ曖昧で今後規制されるリスクがある

仮想通貨という概念がまだでてきて間もないため、法整備がおいついておらず、今後マネーロンダリングに使われているからという理由などで仮想通貨自体の規制がされる可能性があります。ですが、ただ一国で規制がされても世界中で規制されるといったことがおこらなければ、仮想通貨を制限するのは難しいかなと思います。

ネットワークへの攻撃

マイニングのときによく言われることですが、51%攻撃といわれるネットワークへの攻撃が想定されます。マイニングのハッシュレートを全世界の51%以上もっている人がいることを想定します。この時、その人はフォーク(ブロックチェーンの分裂)を意図的に起こすことができ、なおかつ自分のブロックから先に6つ以上ブロックをつなげることができるので、自分のブロックチェーンが正しいブロックチェーンということができます。なので、意図的に人の取引をキャンセルすることができます。これを行うことは現状可能かもしれませんが、たくさんのビットコイン報酬をもらえるのに、わざわざ人の取引をキャンセルしてビットコインの信用をおとし、価値を下げるインセンティブはないと思います。まあ信頼ベースにはなりますが。

51%攻撃に関するコインオタクの記事は以下になります。 

51%攻撃とは、仮想通貨で広く用いられているブロックチェーンの正常な動作を妨げる方法の1つです。51%攻撃をされるとどんな危険があるのか、どういう対策がなされているのかも含めて、コインオタクが徹底的に解説します!

 ネットワーク維持に費用がかかり環境に悪い

ビットコインのネットワーク維持はマイナーによって行われていますが、マイニングは大量の電気が必要です、そのため環境に悪いなどとよくいわれますが、それは既存の金融機関も同じだと思うし、ビットコインだけのデメリットではないと思っています。

競合が法定通貨

ビットコインはそもそも既存の中央集権的な金融機関に対し、管理者のいない非中央集権的な通貨になろうとしています。それはつまり競合相手は国によって発行されている法定通貨です。そのため、もしかしたらある国がビットコインの価値を下げようとして、莫大な資本をつぎ込んで51%攻撃をしかけて来るかもしれません。しかしこの時、国は国民の税金を使っているわけなので、マイニングによって稼いだビットコインも、価値がさがってしまったら結果として国の金が減ったことになるので、国民からの反発も考えられます。そのため、国単位で51%攻撃を仕掛けてくることはないと思います。


ガバナンスが難しい

ビットコインはその性質上、中央管理者がいません。これ自体はいいことですが、デメリットとしては、ガバナンスが難しいということです。今、ビットコインには、スケーラビリティーの問題を解決するべく、たくさんのビットコインの改善案があります。それらが乱立して、ビットコインの分裂という結果になっています。

1.BTC cash・・・8月に分裂しました。ブロックサイズを8MBにしました。

2.BTC gold・・・10月に分裂しました。アルゴリズムを変えることで現状のマイニングの中央集権をかえ、一定時間内に処理できる人数を増やそうとしました。

それぞれの仮想通貨に関するコインオタクの記事は以下になります 

2017年8月にビットコインはビットコインキャッシュと呼ばれる通貨と分裂しました。突然生まれたビットコインキャッシュですが、一体何のために作られて、どんな価値があるのでしょうか?また今後のビットコインキャッシュはどうなっていくのでしょうか?

  

ビットコインからビットコインキャッシュが分裂するなど開発者とマイナーによるビットコインの分裂騒動が起きている中、突如分裂したビットコインゴールドですが、分裂騒動との関係や、将来性はどうなんでしょうか?配布時期や仕組み、将来性を解説しました!

 

ビットコイン デメリットまとめ

ビットコインのデメリットについてですが、やはり決済手段として使うにはまだまだスケーラビリティの問題など解決してない課題が多いです。また分裂問題が解決するわけでもなく、今後も分裂する可能性はあります。現状ビットコインは暗号通貨の基軸通貨としての立ち位置にいますが、それは今後他の通貨に変わられる可能性も否定できません。