ビットコイン(BTC)など仮想通貨が決済手段に、オーストリアで動き活発化

2020年の夏以降、オーストリアではビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの人気仮想通貨(暗号資産)を用いて、支払いをすることが可能となるという。

対象店舗は、2,500以上にものぼるといい、世界中から注目が集まっている。

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)など対象通貨は複数に

海外メディアの報道によると、オーストリアの大手フィンテック企業であるSalamantex社と、移動体通信事業者であるA1 Telekom Austria社が協力し、本格的に仮想通貨(暗号資産)決済の導入を目指すという。

同報道によれば、ビットコイン(BTC)のみならず、イーサリアム(ETH)やダッシュ(DASH)などの人気仮想通貨の支払いにも対応する予定だ。

これまで、A1 Telekom Austria社は、試験的に一部の店舗での仮想通貨決済を進めていたが、Salamantex社との提携により、今後は対象店舗が2,500以上にまで拡大する見込み。

オーストリアで進む仮想通貨決済、その狙いは?

Salamantex社のCOO(最高執行責任者:Chief Operating Officer)であるMarkus Pejacsevich氏は、ビットコイン(BTC)など仮想通貨決済プラットフォームの開発の今後のビジョンについて、以下のように語った。

「私たちの目標は、何年もの間クレジットカードを使って当たり前のように支払いをしてきたのと同じように、仮想通貨を使った支払いを一般的なものにすることです。私たちのサービスによって、オーストリアに住む人々が、(ビットコイン決済という)次世代的な決済手段を全面的に信頼し、誰もが安心して仮想通貨を受け入れられるような社会をつくります。」

 コロナウイルスの感染拡大により、現金支払いへの依存度は徐々に低下しつつある。

それに代わるかたちで、世界中で電子マネーやクレジットカードを用いたデジタル決済がますます拡大している。

Salamantex社は、その数あるデジタル決済手段の選択肢のひとつとして、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨決済を一般化させようとしている。

また、同海外メディアは、Salamantex社は、オーストリアの金融監視機関であるFinancial Markets Authority(FMA)によって仮想通貨サービスプロバイダーとして登録もされているため、セキュリティ基準に関するすべての規制要件を確実に満たしており、安全性も担保されているとも報じた。

オーストリアの動きを筆頭に、ビットコイン(BTC)など仮想通貨の実用化は世界中で加速していくのだろうか。

今後の世界各国の動きから、目が離せない。

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