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現状、ブロックチェーンは柔軟で便利なものではないという問題点があります。Nulsでは、カスタマイズ可能なブロックチェーンを用いて、企業が独自のDAppを作ることで信頼性を向上させることを目的としています。
スマートコントラクト、マルチチェーン、クロスチェーン・コンセンサスを実装予定で、柔軟性の高いカスタマイズ可能なブロックチェーンを目指しています。
通貨名(通貨単位):Nuls(NULS)
公開日:2017年9月29日
マイニングシステム:Poof of Credit
発行上限枚数:4000万枚
取扱取引所:Binance,Kucoin,Bit Z
公式サイト:https://nuls.io/#home
公式ツイッター:https://twitter.com/nulsservic...
ホワイトペーパー:https://nuls.io/pdf/NulsWhitep...
ソースコード:https://github.com/nuls-io/nul...
blockchain explorer:https://etherscan.io/token/0xb...
公式ブログ:https://steemit.com/@nuls
Nulsのブロックチェーンでは、組み合わせ可能なマルチチェーン機構が存在します。それらは組み合わせられた時、Nulsのブロックチェーンを形作り結合するサイドチェーンになります。
スマートコントラクトを用いることでNulsはプログラム可能なブロックチェーンになります。ユーザーはほとんどプログラミングの知識なく、ユーザー独自のビジネスロジスティクスを構築することが出来ます。一度プログラミングされると、Nulsの内側に構築されたプロセッサは、分散された環境のなかにロジックを構築します。
Nulsのコンセンサスメカニズムは、Proof of Creditを採用しています。
Nulsのレイヤーは大きく分けて4つ存在します。
コア開発者たちとオープンソースのコミュニティの2つの開発者たちは様々なモジュールを開発できます。(ブロックチェーン、ネットワーク、ストレージ、アカウント、コンセンサスなど)これらは、Nulsのモジュール倉庫に保管されます。
クロスチェーン
Nulsユーザーは異なるブロックチェーンをつなげる時に、クロスチェーンコンセンサスモジュールを使います。
スマートコントラクトはロジックの容器のようなものです。様々なアプリケーションはスマートコントラクトによって各々のビジネスを定義し、稼働します。
これらはロジックレイヤーにおいて、Nulsの柔軟性と適応性を保証します。
スマートコントラクトは、Nulsにおいて定義された一つのモジュールです。
アプリケーションの必要に応じて開発者は異なるノードをカスタマイズするために複数の適切なモジュールを選びます。そして、それらのノードは異なるアプリケーションをサポートするために異なるブロックチェーンによって繋がれています。
技術の進歩は非常に迅速です。モジュール化機能により、ユーザーの好みの実装に合わせて全てのモジュールは交換可能です。
Nulsの全てのモジュールは柔軟性をもったブロックチェーンの中で接続、交換可能です。これらは、ネットワーク、コンセンサス、ストレージ、アルゴリズムのモジュールを含みます。Nulsはプライベートチェーンとパブリックチェーンを調整でき、それらを使って企業は既存のモジュールをその企業に適したアプリケーションに交換することが出来ます。
10月30日から取引が開始されています。当時の価格は$0.1245でした。
1月の前半に暴騰しました。最高値で、$8.53まで高騰しました。これは、Binanceに上場したことが原因です。
取引開始された当時から考えると80倍ほどですね。
最高値から価格が落ちて、現在の価格は$4.49です。(2017年1月25日)
Binanceは中国の取引所です。手数料が0.1%ととても安くなっています。
最近価格があがっている通貨を多く取り扱っていて通貨数は、70種類以上です。
また、独自のコインを発行していて、そのコインで手数料を支払うとその分手数料が安くなり、最大0.05%まで安くなります。
Kucoinは香港系の取引所です。特徴に関してはほぼBinanceと同じです。手数料は、Kucoinが発行しているコインをもっていると最大0.07%まで低くなります。
今のところ公式で出しているウォレットは存在しません。
今のところ取引所のウォレットで保管するしかありません。しかし取引所のウォレットはセキュリティが低く、取引所自体がGoxするリスクもあるので、二段階認証などしっかりしましょう。
Nulsは、ブロックチェーン技術を簡単なものにし、企業とブロックチェーンを繋ぐ役割を担おうとしているプロジェクトです。ブロックチェーンという技術がでてきて、様々な応用例がでてきた中で、次のステップとしては実用化だと思うので、Nulsのような簡単にブロックチェーンを使えるようにするというプロジェクトはかなり需要があると思います。なのでその分競合も多いと思います。Nulsの今後についてはそのような競合に対してどれほど簡単に使えるプラットフォームを提供するか、やどれほど企業に受け入れられるか、にかかっていると思います。
Nulsではブロックチェーン技術を柔軟かつ便利なものにするために、カスタマイズ可能なブロックチェーンを用いて企業がDAppを開発することをサポートします。ブロックチェーンを馴染みのあるものにするといったプロジェクトは今後かなり重要になってくるでしょうし、企業とブロックチェーン技術をつなげるというものかなり需要のある分野だと思います。今後のマーケティングや開発に期待しましょう。