IOTA(アイオータ)とは?上場直後500倍になった仮想通貨の将来性と仕組みを解説!


IOTA(アイオータ)とは


IOTA(アイオータ)とは、Tangleというブロックチェーンを応用した分散型台帳を用いることで、手数料の一切かからない決済を可能にしたIoTに最適な決済システムです。このシステムにおいて重要なのは、ブロックチェーンとは異なるアーキテクチャを用いることで、ブロックチェーンの課題であった、大量のマイクロトランザクションの処理とマイクロペイメントを可能にしたということです。


IOTAの最新チャート分析!相場から見る価格推移

(2017年10月12日現在)(IOTA/$)

IOTAといえば、Bitfinexに上場した日に500倍まで価値が上がったという話が有名でしょう。上場初日に時価総額が6位として登場したIOTAですが、それ以降下降傾向にあるのは、一気に上がったのを利確している可能性が高いと思います。

2017年8月はビットコインの価格上昇に乗じてアルトコインの価格が軒並み上がっています。その後は、2017年9月前半に発表された脆弱性の露見により価格が落ちているのだと思います。また、10月に中国のBinanceで上場しましたが、Binanceの注目度的にあまり上がらなかったものだと思います。


IOTAの問題と将来性は?コインオタクの見解

プログラムの安全性が検証不足

独自のハッシュ関数(Curl)を利用しているので重大な欠陥がある可能性があり、現に2017年の9月7日にEthan Heilman (Boston University, Paragon Foundation, Commonwealth Crypto), Neha Narula (MIT Media Lab), Thaddeus Dryja (MIT Media Lab, Lightning Network Dev), Madars Virza (MIT Media Lab, Zcash)によって脆弱性が指摘されました。

Githubをチェック

どういうことかを簡単に説明すると、特定の条件下において、支出トランザクションの署名を偽装して攻撃者の署名に変えることで別のIOTAユーザーの資金を盗むことができるというものです。現状は修正されているようです。


全自動決済が可能になりうる

IOTAがやろうとしていることは本当にすごいことで、もし世界中で導入されれば、世界中のIoT※(Internet of Things)に使用され、ガソリンを入れたぶんだけ車が自動的にお金を払ったり、使った分だけエアコンが自動でお金を払ったりといったことが可能になります。また、「IoT」×「ブロックチェーン」という市場において唯一無二の存在なので、今後のIOTAにも期待ができそうです。

※IoTの詳しい説明は下のQ&Aで説明しています。簡単に言うと、ものをインターネットにつなげようという考え方で、iPhoneのSiriなんかがわかりやすいかもしません。


IOTAの仕組み

IOTAの概要

仮想通貨名IOTA(アイオータ)
トークンの名前IOTA
創設者David Sønstebø
開発2016年7月
発行2,779,530,283,277,761 iota
マイニング承認システムPoW
アルゴリズムTangle

革命的なノンブロックチェーン暗号通貨

トランザクションのネットワークシステムはTangleというものを使っていてとても複雑だが、革命的です。

まず、ビットコインのブロックチェーンを用いてIoTの決済を行うには2つの問題点があります。

1.マイクロペイメントに向いてない

  デバイス間で送金するのに、マイニング報酬として手数料がかかるため秒単位の細かい決済を大量に行うIoTでは、手数料がバカになりません

2.スケーラビリティ

 現状ビットコインのブロックチェーンは6〜7トランザクション/秒で、大量のトランザクションの処理が行えません。

これらの問題を解決するために生み出されたのがTangleです。

Tangleは、非循環有向グラフ(Directed Acyclic Graph, DAG)という構造を使っています。蜘蛛の巣を想像してもらえれば分かるかと思いますが、ブロックチェーンが一列の蛇をどんどん長くしていくのに対し、網目状に広がっていく感じです。またマイナーが存在せず、取引する人が他の人のトランザクションを承認する仕組みになっています。具体的には、2つ前と一つ前のトランザクションを承認する仕組みになっています。


つまり、マイニング承認システムはブロックチェーンとは違いますが、PoW(Proof of work)と言えるでしょう。この仕組みによって取引する人がマイニングを行うので、手数料が全て無料になり、取引をする人がノードになるため、トランザクションが増える=ノードが増える、とスケーラビリティ問題がなくなっています。(誰かが取引をするたび、承認も増える。)

この構造を使うことでトランザクションが増えても重くならず、トランザクションがものすごく速くなる(1秒間に30トランザクション)上、手数料が0になります。


また、loTを考えたときに、すべての機械をノードにするといっても、機械はノードにはなりえず何かのノードの情報を参照する必要があります。そのために存在するのがコーディネーターで、すべてのトランザクション情報を管理しているサーバーです。IOTA財団によって運用されておりトランザクションが有効かを確かめています。ネットワークの成長を助けることと、ネットワークが成長するまで外部からの攻撃から守るといった役割ももっています。


IOTAのメリット

暗号通貨初の送金手数料0

今までものべてきましたが、他の暗号通貨との一番大きな違いとも言えるでしょう。他の通貨の手数料は取引額によらず一律のものが多いので少額の取引には向いていませんでしたが、IOTAの登場により少額の取引が可能になりました。これはビットコインに対する優位性で決済に向いているともいえるでしょう。


セキュリティが強固

Tangleによって、IoTデバイス間でデータの信頼性を担保したネットワークを構築できますが、様々なデバイスが秘密鍵を持つことになります。これだけ聞くとセキュリティの甘いものに聞こえますが、そうではありません。IOTAではアドレスや秘密鍵は一回ずつ異なるものに変わります。よって他の通貨よりもセキュリティは強固なものと言えるでしょう。


量子コンピューターに対する耐性がある

今仮想通貨界において問題視されているのは量子コンピューターの対応です。量子コンピュータが実現されると、N個のデータの中から適するもの1個を見つける作業の効率が従来のコンピュータの約√N倍になります。

今のビットコインのブロックチェーンでは平均2^64のノンスをチェックする必要があるので、量子コンピューターでは2^32倍も計算速度が上がります。しかしIOTAでは根本的に今のマイニングにおけるチェックすべきノンスの数は3^8のオーダーなので、量子コンピューターを用いても約3^4倍程度にしかなりません。よって、IOTAはビットコインに比べ量子コンピューターに対する耐性があるといえるでしょう。


IOTAのデメリット

独自の関数を使っているので、誰も想像できない攻撃やバグが起きる可能性がある

オフラインでもトランザクションを発展させることができるので、マイニングを行う全てのノードを作れれば、不正な入金記録が作れてしまう可能性があります。シビルアタック的な感じです。

実例はありませんが、まだ開発したばかりなので今後どうなるかは未知数です。上でも述べましたが、脆弱性が指摘されたように、独自のハッシュ関数(Curl)を利用しているのでどのようなバグが起こるかわかりません。


コーディネーターの数が少ないので物理的に破壊される恐れがある

すべてのコーディネーターはIOTAによって管理されているので、数が少なくすべてのコーディネーターを物理的に破壊してしまえばシステムを破壊することが可能です。ビットコインなどは基本的に数億個ある全てのノードを同時に破壊しなければいけないので、事実上不可能です。

現状保管が難しい

まず、walletが公式で出しているものか、取引所のものしかなく、公式が出しているものは使い勝手がいいとはいえず、保管しづらいです。これはかなり大きな問題で大量のIOTAの管理が難しいです。


【IOTAの入手方法】オススメの取引所


Bitfinex

現状はBitfinexが唯一IOTAを取り扱う有名な取引所です。Bitfinexの取引手数料は0%~0.26%です。正直取引所としてのスペックはBittrexとかの方がいいと思いますが、IOTAの場合はBittrexで取り扱いがないので仕方ないです。Bitfinexについて詳しく知りたい人はこちらのリンクを参照ください!

Bitfinexで取引開始!

Bitfinex(ビットフィネックス)は香港に拠点を持つ、ドル建てビットコイン取引量世界一を誇る仮想通貨取引所です。ハッキング被害から回復?取扱通貨の種類は?使いやすい?Bitfinexに関する全ての疑問を徹底解消!


Binance

Binanceは中国の取引所です。中国の取引所は基本的に規制されているんですが、10/1づけでIOTAが上場しました。

特徴としてはアルトコインが多く上場しています。まだできたばかりの取引所なので、今はあまりお勧めできません。

Binanceをチェックしてみる

 

2017年7月の設立以降、驚異的なスピードで成長する仮想通貨取引所Binance。どんな取引所?今後は大丈夫?メリットデメリットと登録方法、使い方は?この記事を読めばBinanceに関する知識はバッチリ!

 

【IOTAの保管方法】オススメウォレット


公式のIOTA専用wallet

公式のwalletです。日本語の解説も数多くあるので使いやすいかと思います。気になるのは、出入金ができないなどの報告が今までにいくつかある点です。ダウンロードリンクを貼っておきます。


公式ウォレットを今すぐチェック!

取引所のwallet

選択肢がないので仕方なく使うという感じです。本来はセキュリティ的に良くないのであまりお勧めしたくないのですが、もし使うなら二段階認証やパスワードでめっちゃ強固にしましょう。


IOTAについての気になるQ&A

IOTAのSlackがあるらしいけどどうやって見るの?

ここがslackです。そもそもslackというのはビジネスにおけるチャットアプリのようなもので、IOTAの情報が随時更新されています。

IOTAのSlackリンク

Slackに乗っている情報で価格変化に影響があってチェックすることはとても大事です。


IoTってそもそもどういうもの?

IoTとは従来IT機器がインターネットにつながっているところを、現実世界に存在しているモノもインターネットに繋げてみようという取り組みです。この『モノ』を可視化して情報化できれば様々なことを数値化できることになります。つまり、モノにセンサーをつけることで、離れた場所の情報も得ることができ、離れた場所のモノを操作こともできます。

具体的に言うと、情報を知るというのは、離れた場所にいるペットの動きを把握するものです。モノの操作とは、エアコンをリモコンで操作するといったものです。今まで全ての機械をネットにつなぐことにはハッキングのリスクがかなり大きな問題でした。その解決策として登場したのがIOTAです。


IOTAまとめ

IOTAのシステムはブロックを繋げるブロックチェーンとは違い、蜘蛛の巣状に広がるという点で、他の通貨とは異なった方法で応用していてかなり未来がある通貨だと思いますし、今後、決済を全て自動で管理するような社会になっていく可能性を見せてくれたコインオタク的にはかなり期待している通貨です。独自のプログラムを用いているので今後バグが発見されたりすることもあるかと思いますし、何にせよIOTAのニュースは常に追っていくべきだと思います。

コインオタクでは他の通貨についてもたくさんの記事を書いています。ぜひそちらも参考にしてみてください!



またコインオタクではIOTAの投資・トレードに重要な情報がこちらのページでみれるようになっています!IOTAのチャートや相場情報、価格予想をリアルタイムで表示し、チャートのテクニカル指数をコインオタクが独自に開発したAIが分析したリアルタイムの売り買い分析を表示しています。

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