DragonChainとは?ディズニーがついに仮想通貨に参戦!?話題沸騰中のコインを解説

DragonChain(DRGN)とは

DragonChainとは、2015年から開発が始まった一般のプログラミング言語でプライベートチェーンを生成できるプラットフォームであり、サービス内で用いられDRGNを単位とするトークンも同じ名前を持ちます。データの承認に5段階のフェーズをとることができるため高いセキュリテイと信頼性をもつほか、データの保管や売買、スタートアップ企業を支援するインキュベーションもできます。2017年からDragonchain Foundationが開発・運営をしていますが、当初はディズニーにより開発が行われていたためいま大きな話題を呼んでいる仮想通貨です。

DragonChainの最新チャート分析!相場から見る価格推移

(2018年1月10日現在のDRGN/USDのチャート)

DragonChainのICOは2017年11月2日に終了しました。ICO終了時は約$0.05でしたが、12月のKucoin上場を経てDragonChainの価格は上昇しいまでは100倍近く$4.2に位置付けています。

DragonChainの問題と将来性は?コインオタクの見解

ブロックチェーン技術の透明性を損なう

DragonChainはおもに企業が独自のプライベートチェーンを制作するために使われます。パブリックチェーンを採用している多くの仮想通貨と異なり一部の情報が公開されなくなることで不透明性が増し、どこかにミスがあったり不適切な金銭の流れがあったりした場合に発見しにくくなる可能性があります。

イーサリアムに依存している

DragonChainはERC20トークンであり、マイニングなどシステムの一部をイーサリアムに依存しています。イーサリアムは時価総額2位で需要がとても高い通貨ですが、需要が高い分スケーラビリティなどの点で問題が起き始めています。DragonChainの将来はイーサリアムの発展次第といえるかもしれません。

イーサリアムにとって代わる通貨になる可能性も!

とはいっても、DragonChainの機能は魅力的であり、一般的な言語でスマートコントラクトがかけたりDragonChain上で別のプライベートチェーンが書けることは大きなアドバンテージです。イーサリアム利用者がDragonChainに移行し始めユーザーが分散し、最終的にはDragonChainのほうが優位に立つこともありうるでしょう!

DragonChainの仕組み

DragonChainの概要

開発者:Joe Roets 

通貨単位:DRGN

供給上限:433,494,437DRGN

ブロック生成速度:最短で5秒程度(ノードに依存)

時価総額:$1,195,025,600

ERC20トークンである


DragonChainは主に企業向けにつくられたプラットフォームであり、スタートアップ企業がブロックチェーン技術を早くから導入できるよう一般的なプログラミング言語(Javaなど)プライベートチェーンを作ることができるほか、DragonChainを通してインキュベーターの支援を受けることができたり、自分が必要な分野の情報にアクセスすることができます。DragonChainのブロックチェーンを利用してスマートコントラクトを書くことができるため仮想通貨時価総額2位のイーサリアムと比較されることもあります。

イーサリアム(Ethereum)は、時価総額第2位の仮想通貨で、ビットコインを超えるほどのポテンシャルを持つかもしれないと言われています。イーサリアムの何が凄いのか、将来性はどのくらいあるのか、実際に買った方が良いのかを解説します!

 DragonChainで制作されるプライベートチェーンでは製作者が独自に5段階のノードを設定することができます。これによりパブリックチェーンにはないセキュリテイの高さを実現できるとしています。

 DRGNの用途

DRGNの使い道には「スタートアップ企業への支援(インキュベーション)」「スマートコントラクトの作成」「スタートアップ企業の新規プロジェクトのアーリーアクセス」があります。また、DRGNの所持量に応じてDSSポイントを入手しDragonChainを利用して行われるICOに安く参加することができます。

マイニングの承認システム

DragonChainはERC20トークンなのでマイニングはイーサリアムのマイナーが行います。ERC20トークンについては詳しくはこちらをご覧ください。

仮想通貨について投資をはじめ、調べているうちに、「ICOにも投資してみたい!でも、このERC20って何?」となった方も多いはず!ERC20って仮想通貨なの?どうして使われているの?どうやって使うの?コインオタクが解決します!

 

DragonChainのメリット

スマートコントラクトが開発しやすい!

スマートコントラクトを利用できる代表的な仮想通貨にイーサリアムがありますが、イーサリアムは”Solidity”という難解な言語を採用しているため実質スマートコントラクトは一部の技術者しか書けないうえ、スマートコントラクトの内容を一般人には理解できず契約内容に誤りがあっても確認できませんでした。DragonChainではJava, Python, Node, C#, Goなど一般的に用いられている言語を使用できるため、開発のコストや時間を削減できるほか、難解な言語を習得する必要なく契約内容を確認することができます

時価総額第二位の仮想通貨イーサリアムの最大の特徴であるスマートコントラクトですが、なにがすごいのかわかっていない人も多いかと思います。そのスマートコントラクトを、具体的にできることから将来性まで考察しました。

 ディズニーが開発を行っていた!

ミッキーやミニーを生み出したあのWalt Disney社が開発を始めたことがDragonChainの最大の特徴といえるでしょう。DragonChainは2015年にディズニーが自社のプライベートチェーンとして開発をはじめ2016年にオープンソースとしてコードを公開しましたが現在は開発を中止しています。その後2017年に非営利団体Dragonchain Foundationが設立されいまのDragonChainが運営されています。今のDragonChainに直接ディズニーが関わっているわけではありませんが、発案自体はディズニーが行ったものでありスケールする可能性が高いサービスであるといえます!

イーサリアムよりプライバシーが高い!

ビットコインやイーサリアムをはじめとする主要な仮想通貨はコードがすべて公開されているパブリックチェーンを採用しています。パブリックチェーンは誰もがコードを確認することができるため透明性が高く、また管理者が存在しないため非中央集権的であるメリットを持つ一方で、誰もがコードの穴を発見し攻撃することができる脆弱性をもつデメリットもあります。実際にイーサリアムではシステムの穴をつかれ80億円を盗まれる事件も発生しています。詳しくは「The DAO事件」の記事をご覧ください。また、保険や金融など公の目にさらされることにリスクを伴う情報の管理には不向きである欠点もあります。

The DAOは、世界中から注目された超有名な人気ICOでしたが、システムの脆弱性を突かれ時価80億円程の資金を盗まれるという事件を起こしてしまいました。その事件の内容や今後への影響をコインオタクが真剣に考察しました!

パブリックチェーンの対としてコードが非公開であるプライベートチェーンがあります。特定の団体・人物が管理するため中央集権的で透明性が低いですが、ブロックチェーンの脆弱性を突かれる可能性が低いほか、ノードも管理者が指定しているため短時間で承認を行うことができます。(ノードが承認作業を放棄するとシステムが成り立たなくなるという危険性もあります。)パブリックチェーンもプライベートチェーンもブロックチェーンの特性である「改ざんできないという点では共通しています。

パブリックチェーンプライベートチェーン
コード 公開非公開
運営方法非中央集権的(管理者が存在しない)中央集権的(特定の団体・人物が管理)
脆弱性高い低い
ブロック生成速度遅い速い
製作コスト低い高い
プライバシー低い高い

DragonChainは自体はパブリックチェーンであるため、DragonChain上で作ることのできるプライベートチェーンはDRGNの流れはオープンでありつつその内容が公開されないハイブリッドチェーンであるといえます。

DragonChainのデメリット

大手取引所に上場していない

DragonChainはすでにいくつかの取引所での取り扱いが始まりましたが、BittrexやPoloniexなどの大手取引所での取り扱いはまだありません。小規模取引所のみの取り扱いではユーザー数に限界があるためこのままでは価格もそこまで大きく上がることは期待できないでしょう。しかし、1月5日に行われたBinanceのユーザー投票ではDragonChainがBinanceに新規上場してほしい通貨で第3位を獲得しています。これにより、そう遠くない未来に取引高世界1位の取引所Binanceに上場するかもとの見方もできます。

プラットフォームが完成していない

DragonChainはプラットフォームを2018年内に実装するとしていて、現在DragonChainでスマートコントラクトを書くことはできていません。プラットフォームが未完成であるため、実際の利用価値や利便性が図れないためいざ完成してみたら期待外れのものである可能性もあります。

【DragonChainの入手方法】オススメの取引所2選

Kucoin(クーコイン)

Kucoinはまだ小さめの取引所ですが、手数料が安い・日本語対応している・取り扱い通貨数が多いなどかなり優秀な取引所で「第二のBinance」と呼ばれ人気沸騰中です!DRGN取引のの9割がKucoinで扱われているため特別な理由がない限りはここが良いでしょう

KucoinでDRGNを購入する

EtherDelta(イーサデルタ)

EtherDeltaは多くの取引所と異なり運営者が存在しない分散型取引所(DEX)の一つです。他の取引所に未上場のマイナー通貨を利用できたり規制に強いメリットがありますが、先日EtherDeltaのサーバーがハッキングに遭ったこともありセキュリテイ面での不安もあります。詳しくはこちらをご覧ください。

イーサデルタとは、イーサリアムとそのトークンを扱う分散型取引所です。今までの取引所とはそのシステムが全く違い、さらに多くの将来性ある新規トークンが上場していて、様々な投資家が今最も注目している取引所について徹底的に解説しました!!

 

EtherDeltaでDRGNを購入する

【DragonChainの保管方法】ウォレット3選

DragonChainはERC20トークンなのでほとんどのイーサリアムウォレットに対応しています!

MyEtherWallet

イーサリアムユーザーには一番人気のデスクトップウォレットです!ハードウェアウォレットに比べハッキングの危険性はありますが手軽に利用できます。迷ったらこれ!

Ethereum用ウォレットでもっとも有名なMyEtherWallet。ブラウザを経由して手軽に利用できるこのウォレットの仕組みや使い方など人気の理由を解説します!この記事を読んでMyEtherWalletを使いましょう!

 LedgerNanoS

人気の高いハードウェアウォレットで、オフラインで管理するためハッキングの危険性がとても低いです。

LedgerNanoSを購入する

Trezor

LedgerNanoSに比べ少し高価ですが、使い勝手が良くスタイリッシュなハードウェアウォレットです。

Trezorを購入する

DragonChainについての気になるQ&A

ICOの結果は?

2017年10月2日から11月2日にかけてトークンセールが行われました。ICO参加に上限額はなく集まった額に占める割合に応じて238,421,940DRGN(総発行量の55%)を分配するシステムでした。1か月間で合計$13,700,000の調達に成功しました。

ディズニーとの関係は?

DragonChainは2015年にWalt Disney社のシアトルオフィスで自社用のプライベートチェーンとして開発が始まりました。その後、2016年にディズニーはオープンソースとしてDragonChainの存在を明かしコードを公開しました。(公開した理由は開発の資金不足と言われていますが、真相はわかりません。)このディズニーによる実質的な開発放棄が行われたのちシアトルオフィスでDragonChainの開発に関わっていたJoe Roetsを中心に独自に開発を続けたメンバーで2017年にDragonchain Foundatonが設立されました。そのため現在のDragonChainに直接ディズニー社が関与しているわけではありませんが、案はディズニーで行われ主要メンバーの多くがディズニーで勤務していた経歴を持ちます。「ディズニーランドでDRGNが使用できるようになるのではないか」「ディズニーチケットがもらえたりするかも」などの憶測が飛びかっていますが、現時点ではあまり期待できないでしょう。


DisneyのオープンソースでDragonChainが公開されている写真)

DRGNは日本円(JPY)でいくら?

2018年1月10日18:50のUSD/DRGNの相場は$4.20で、日本円でおよそ470円です。

DragonChainまとめ

いかがでしょうか?今回はディズニーとの関係性から大きな話題となっているDragonChainについて解説しました。話題性が先行し内容があまり理解されないまま人気が沸騰している印象です。コインオタクとしては現状の開発状況ではいまいちですが開発が進めば利便性の高い良い通貨になる可能性もあると思います。いずれにせよ、仮想通貨への投資はその利用価値や内容を自分で理解してからおこなうようにしましょう