​ビットコイン(BTC)は弱気相場継続で厳しい状況がつづく

​2月12日18時現在のビットコインの価格は392,900円となっている。前日同時刻と比べて-0.1%の下落とほぼ変わりは無い。

ビットコインは大幅上昇があった8日以降、水色のレジスタンスライン(⑤)にそって高値を切り下げてきている。

今朝9時頃には現在の重要ラインであるピンクライン(④39.1万円)を割るかと思わせる下落があったが、結局長いひげをつけての反発となった。

このピンクラインは高騰前と高騰後の安値・高値を結ぶフィボナッチの28.6%ラインとなっている。

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足)​

高値の切り下げが続くことからビットコインは弱気相場であることとなり、今後も下落していく可能性が高いと考えている。

下落のシナリオとしてはピンクライン(④39.1万円)​を割るかにまずは注目だ。ここを割るようであればフィボナッチ38.1%であり、今までも意識されていた黄緑ライン(③38.4万円)まで下落していくであろう。さらに下落していくようであれば紫ライン(②37.7万円)・オレンジライン(①36.5万円)まで落ちて行くであろう。

上昇のシナリオとしては水色の短期レジスタンスライン(⑤)をブレイクするかにまずは注目だ。ここをブレイクするようであれば青の長期レジスタンスラインを突破する試みの動きがあるであろう。もし青ラインを突破することが出来れば、前回の長期レジスタンスラインの上端である44.1万円付近まで上昇する可能性もある

一時的な上昇では期待感が広がるものの、相場の全体像を見てみると不安を拭いきれない状況がつづく。

しかしファンダメンタルズを見てみると、良い方向に進んでいるように見える。

まずは世界最高峰の人気を誇るモバイル決済アプリSquareが、ビットコインのLightning Network技術を実装する予定だと発表。​​​

これは世界の大企業にビットコインの最新技術が認められたことになり、ビットコインの将来性に確信をもてる良い材料になる。

さらに米金融顧問企業のEdelman Financial Engines社の創設者 Ric Edelman氏がビットコインETF承認の時期についてかなり強気の姿勢を見せている。

最有力候補であったビットコインETFは取り下げられたものの、最近は各著名人・専門家はビットコインETFの将来ついて明るい見解を持つ声が多く上がっている。​ 

​世界最高峰の人気を誇るモバイル決済アプリ​Square​が、ビットコインのLightning Network技術​を実装する予定だと発表。​​Lightning Networkの実装により、送金スピードの大幅な上昇を期待している。

 ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。​​