リップル(XRP)上下変動後再び先週と同じレンジに

2月10日、現在のリップル(XRP)の価格は33.58円。1週間前の同時刻比は‐1.5%の下落となった。

リップルの価格は先週の週間分析の予想レンジ内で収まり、下落シナリオ通りの推移を見せた。

ピンクライン(②0.306ドル 39.50円)を下に抜けるところから1週間が始まった。

下抜け後、5日にかけてピンクのレジスタンスライン(②)の天井に3回タッチしていた。

ところが、6日の4回目のタッチで反発。一時は31.93円にまで価格が落ち、その状態のまま8日午前まで動かなかった。

しかし、8日午後の5回目にピンクライン(②)に触れたところで市場は強気に。

その後の数時間で明確にピンクライン(②)を突破。そのまま上昇を続け、9日には青ライン(④0.324ドル 35.55円)をひげで突破した。

9日から現在にかけては黄緑(③0.318ドル 34.90円)のレジスタンスラインを天井、ピンクのサポートライン(②)を底としたレンジが形成されている。

そのレンジは、黄緑ライン(③)に複数回、ピンクライン(②)に2回タッチするなど非常に強く意識されている。

(出典:TradingView BTCJPY 4時間足

来週は、ピンクライン(②)と黄緑ライン(③)のレンジが下に割れるか上に突破するかが争点となりそうだ。

下落のシナリオとしては、まずピンクライン(②)を明確に下割れするかに注目だ。

ピンクライン(②)がレンジのサポートラインするも、何度も下抜けしていることを考慮すると、まだ強力なサポートラインとは言い難い。

そのため、下に割り込む可能性が高いだろう。その場合、下落した場合には赤ライン(①0.285ドル 31.27円)を目指すこととなりそうだ。

一方、上昇のシナリオとしては黄緑ライン(③)を明確に突破できるかに注目だ。

この黄緑ラインをブレイクできた場合には、青ライン(④)を目指す。

前回の上昇では、この青ライン(④)でもみ合うことはほとんどなく、今回上昇した場合にもそこまで強く意識されない可能性が高い。

そこをブレイクした場合には、黒ライン(⑤0.342ドル 37.53円)までいくだろう。

一週間の予想レンジ

  • 最安値31.27円~最高値37.53円:(赤ライン①~黒ライン②付近)

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