Zcash(ジーキャッシュ)とは

Zcash(ジーキャッシュ)は、匿名性に特化した仮想通貨であり、完全な匿名送金を目指しています。匿名性を持たせるためのゼロ知識証明と呼ばれる機能を持っています。また、匿名性以外の部分はビットコインと類似した機能を基本的に使うことができます。


また、開発陣に著名な人が多く、取引が始まった直後に50万円ほどの値段をつけていました。例えば、ゼロ知識証の研究を行なっていたイスラエルの大学教授(Eli Ben-Sasson)やジョンズホプキンス大学、カリフォルニア大学バークレー校の教授(Alessandoro Chiesa、Christina Garman)など錚々たる面々が揃っていたのです。


Zcashのチャート分析!相場から見る最新価格推移


(2017/10/16)

では、そのZcashはどのような値動きを示したのか。その動きは上図のようになります。


このように、ローンチされた直後は価値が超高騰していたのです。そしてその後価値が急落。その時の値動きを基準に考えると、最近の値動きの振れ幅は微々たるものと言えます。この値動きの理由は、先ほど触れたメンバーの評判に対する期待値が高すぎたことが挙げられると思います。実際に、ローンチ前からかなり噂になっており買いが集中したのだと思います。


では、次にここ三ヶ月の値動きを見てみます。


(2017/10/16)


この画像を見れば分かるように、現在は価格が減少トレンドになっています。その理由としては、2017年5月にJPモルガンがZcashの用いているセキュリティ技術の採用を発表したことで価格が高騰したことにあります。その後は、ビットコインの分裂騒動によってオルトコインも含んだ狼狽売りが生まれたために値段がまた下落していったのです。ただ、現在でも取引高が10位以内に入るなど、着実に人気を集めています。


Zcashの問題性と将来性は?コインオタクの見解


Trusted setup  開発者がコインを無限に発行できるかも?

ZcashはTrusted setupという問題を抱えています。これは、仮想通貨を作成するにあたり、最初期の段階でコイン発行に関わる情報を全て破棄する手続きを行なっていない場合に、開発者が無限にコインを新規発行できる可能性があるということです。つまり、開発者の誰かがズルして内緒で仮想通貨を発行しまくるかもしれない、と言われているということです。ただ、このような問題が起きるのは開発者全員がグルで情報を隠し持っているような時でその可能性は極めて低いんじゃないかと思います。


スケーラビリティ問題

スケーラビリティ問題も、Zcashをはじめとする匿名通貨が抱える問題です。このスケーラビリティ問題というのは、取引・トランザクションのデータサイズが大きいために取引の数が多くなりすぎると処理が追いつかなくなってしまうことを言います。さらにこの問題は匿名性の高い通貨で顕著になります。なぜなら、匿名での利用をするとトランザクションのデータサイズが大きくなってしまうからです。


高い匿名性を保つための容量

匿名性を高く保つためには相応のデータ容量を取引ごとに消費します。そこで送金するためのセットアップをするのに容量をたくさんかかってしまい現実的に利用していくことが困難なのでは無いかという問題もあります。

将来性は…匿名性問題の解決次第!!

Zcashは最初に値がついた時に50万円ほどだったことからも、ビットコインの対抗馬になるんじゃないかってほどに注目されていました。なぜなら、ビットコインにおいて匿名性の問題は非常に重要だからです。よってZcashが完全匿名性の理念を現実問題として達成することができれば今後も伸びていく可能性は大いにあります。ただ、上に挙げた懸念を解決しない限りはやはりビットコインを超えるような成長は難しいと言えるでしょう。


Zcashの仕組み

仮想通貨名Zcash
開発組織ZECC

公開日

2016/10/28
承認システムPoW
コインの発行上限21,000,000ZEC
ブロック報酬12.5ZEC
ブロック生成速度2.5分




Zcashのメリット



Zcashのメリットは暗号技術を駆使して匿名性を高めているところです。おそらく現状匿名性はもっとも高いです。そして、その匿名性の高さはユーザーのプライバシーを守ることにつながります。そして、今後ビットコインなどの仮想通貨は政府などの機関に取引を捕捉されるという点でプライバシーの問題が確実に取りざたされるので、匿名性の高さは重要な論点と言えます。

ゼロ知識証明

Zcashはゼロ知識証明という概念によって匿名性が高く保たれています。ゼロ知識証明とは、第三者がトランザクションの詳細を知らなかったとしても、その取引に不正がないことを確認できるといった考え方で、技術的には上のリング署名に加え、ペダーソン・コミットメントといわれる技術が使われています。ペダーソン・コミットメントとは、取引額をわからなくする技術です。簡単に説明すると、送金者、受取人の合計値に注目し、取引前後で合計額が同じならその取引額がわからなくても不正がないことがわかるというものです。(実際は合計額も暗号化されててわからないようになっています。)

リング署名によって送金者、受取人がわからなくなりペダーソン・コミットメントによって取引額がわからなくなります。なので匿名性はかなり高いといえるでしょう。


Zcashのデメリット


実用が難しい

匿名性の担保に必要とするトランザクションの容量が極めて大きいため現状の技術だとスマホのウォレットなどで取引をするのが難しいです。また、匿名性を担保する仕組みを利用するには、ユーザーが能動的にセットアップなどを行わないといけないので、結局のところ他の仮想通貨と同じくらいの匿名性しかない、という言い方もできてしまいます。

規制に伴う価格の暴落

匿名性の高さは、そのまま政府からの干渉を受けないことに繋がります。よって、政府にとっては規制対象となる可能性が他の仮想通貨と比べても高くなってしまいます。実際、ダークマーケットで匿名性の高い仮想通貨を決済手段として利用することが多いためもしZcashもそのような利用が多くなってきたら規制を受けて暴落する可能性があります。

【Zcashの入手方法】オススメの取引所3選



Zcashを入手する方法は基本的にはマイニングか取引するしかないです。ただ、マイニングは収益化の難しさという観点から日本で個人でやるのは現実的じゃないです。

主な取引所はBittrex、Poloniex、Krakenの四つです。

 

Bittrex(ビットレックス)

Bittrexは最近人気が集中している仮想通貨取引所です。実際世界最大級の取り扱いコイン量、取引高を誇っています。ただ、全て英語で取引を行わなければいけないので細心の注意が必要です。。。!

Bittrexで取引を始める!

Bittrex(ビットトレックス)とはアメリカに本社がある仮想通貨取引所です。Bittrex(ビットトレックス)の特徴は?強みは?取扱通貨数が世界一?絶対に知っておきたい情報、コインオタクが全部教えます!


Poloniex(ポロニエックス)

海外の取引所の中でBittrexに次いで知名度が高い取引所の一つです。ただ、Bittrexと同じく日本語の情報がなく、英語で操作しないといけないので最初は難易度が高いかもしれません。。。!ただ、手数料はそんなに高くないのでそこはメリットです!

Poloniexで取引を始める!

ポロニエックスは、グローバルで使われている世界最大級の仮想通貨取引所の1つで、日本でも上級者がよく使っていると言われています。そんなポロニエックスの概要や、メリットデメリット、使い方などについてまとめました。


Kraken

珍しく、海外の取引所なのに日本語に対応しています!しかも、規模もそこそこ大きいので、取引ハードルも低く、セキュリティもそこそこに信頼できるのではないかと思います。また、レバレッジを2.5倍に設定することもできるのも特徴です。


Krakenで取引を始める!

「そろそろ国内の取引所じゃ満足できなくなってきたかも」「でも、どこを選べばいいのかわからない・・・」そんなあなたに、実績のある海外大手取引所、Krakenを紹介します!メリット、デメリットや実際の使い方まで詳しく解説!


【Zcashの保管方法】ウォレット4選


実は、Zcashはあんまりウォレットに対応していないです。スマホウォレットとかは取引の際のデータ容量に対応しきれないのも理由の一つかもしれません。
そのため保管方法は比較的バリエーションが少ないです。
主なのはJaxx、Trezor、Ledger Nano S、取引所のウォレットです。それぞれについて説明していきます。


Jaxx

デスクトップウォレット。ウェブウォレットとは異なり、自分で秘密鍵を管理するタイプのウォレットだからセキュリティを気にする場合は使うのありかもしれません。
ホットウォレットだから安全性はそこまで高くないですが、あんまり高額じゃなければこの保管方法で全然問題ないと思われます。より詳しい内容に関しては、別記事で詳しく紹介するのでぜひご覧ください。

Jaxxの公式サイトへ!

この記事では様々な仮想通貨を管理できるウォレットJaxxを紹介します!リスクを考えて複数仮想通貨を保有している人も多いと思いますが、色々仮想通貨を持っていると、どこで何を管理しているか把握が難しい…そんな時に役立ちます!

 

Trezor

Trezorはハードウェアウォレットです。安全性は高く、比較的高額を持つことになるのならハードウェアウォレットに保存しておくのがオススメです。Trezorについての詳しい記事は以下のリンクに書いてあるのでぜひご覧ください!


Trezorをチェック!

コインチェックの盗難被害やGOX(倒産)危機があり、取引所に仮想通貨を置いておくことが危険だと実感する人も多いと思います。仮想通貨は自己管理とよく言うけど実際どうすればいいのか?とお悩みの方も多いかもしれません。そこで、今回はハードウェアウォレットの筆頭であるTrezorの紹介です!仮想通貨でウォレットといったらTrezor!ってくらいに有名なハードウェアウォレットです。このウォレットは外付けのハードウェア上で仮想通貨を管理するタイプで他のウォレットと比べてとてもセキュリティが高くて安心した仮想通貨ライフを送るにはもってこいです。もちろんTrezorで保管していれば、もし取引所がゴックス(倒産)したとしてもその被害を受けることはありません!ここではそんなTrezorの特徴から買い方、初期設定方法について解説していきます。購入時の危険に対する対策法もしっかりと伝授します!このサイトを読んでいただければ、今後は取引所やセキュリティに振り回されない安心安全な仮想通貨ライフを送ることができるでしょう!目次Trezor(トレザー)とはTrezorの仕組みTrezorは実際どう?コインオタクの見解TrezorのメリットTrezorのデメリットTrezorはこんな人におすすめ!! Trezorの初期設定と使い方Trezorの購入方法Trezorについての気になるQ&ATrezorまとめTrezor(トレザー)とは Trezorとはビットコインをはじめとする仮想通貨をオフライン上で保管することができるコールドウォレットの一つです。オフライン上で秘密鍵を管理するためハッキングなどの攻撃を受けにくく、安全性がアップしているというわけですね! そんなウォレットの中でもTrezorはセキュリティが高く使い勝手も良くWallet(お財布)というよりはむしろ金庫に近いイメージです。 なので、持っている仮想通貨も多くなってきたしそろそろ安全に保管したいなと思っている方や、せっかく投資するんだから盗られたりしたくない‼という方にはおススメです!

 

Ledger Nano S

Ledger Nano Sもハードウェアウォレットです。安全性は高く、Trezorと同じく大金を保管することがある場合はハードウェアウォレットがオススメです。

Ledger Nano Sについても、詳しい記事を以下のリンクにまとめているのでぜひご覧ください!

 「取引所に資産を預けているのって危ないって聞いて、Ledger Nano Sを買うか迷ってるんだけど買い方がわからない。。。」「Ledger Nano Sって人気あるらしいんだけど高いらしくてどこで購入するのが一番安いんだろう・・・?」「リップル(XRP)が預けれるのはLedger Nano Sだけらしいんだけど、購入しようかな?」なんてなかなかLedger Nano Sの購入に踏み切れてない人が多いのではないでしょうか。今回はLedger Nano Sを購入場所ごとに比較して、それぞれについて購入方法を詳しく解説しました!!これを読めばあなたにピッタリの購入場所がみつかり、購入方法も分かります!!この記事でわかることLedger Nano Sの購入場所ごとの特徴Ledger Nano Sの購入方法 目次いまハードウェアウォレットが人気な理由Ledger Nano Sの特徴Ledger Nano Sを購入する前に気をつけること! Ledger Nano Sはどこで購入するのがおすすめ?Ledger Nano Sの購入方法(買い方)〜正規代理店編〜Ledger Nano Sの購入方法(買い方)〜公式サイト編〜Ledger Nano S 

 

Ledger Nano Sを公式サイトでチェック!
また、Trezorと何が違うのか詳しく知りたいという人はこちらを御覧ください。

 

「仮想通貨を厳重に管理したい・・・」そんなあなたにピッタリの、安全性抜群なハードウェアウォレットを紹介します!さらに、人気機種を3つ紹介し、それぞれの機能やサービスを比較しました!あなたも手軽に、安全に仮想通貨を管理してみませんか?


取引所のウォレット

初心者で秘密鍵って何?ってくらいの知識だとしたら、取引所にそのまま置いておくのもありです。ただ、リスクとかは高いこともきちんと認識しておきましょう。


Zcashについての気になるQ&A


マイニングはどうやってやるの?儲かるの?

最初に答えると、あんまりオススメしません。確かにクラウドマイニングとか、普通にマイニングをするなど、収益を出す方法はいくつかあるのですが、正直割に合わないと思います。日本で行うとどうしても電気代がかさんでしまうので。。。


マイニングのやり方自体はここに書いてありまが、電気代の安い国で大規模に行うなどの選択肢がない限りはやらないほうが吉だと思います。

マイニング方法について

Zcashまとめ

匿名性の高さでZcashは公開当初から圧倒的な人気を集めていました。そのときの価格に比べれば今の値はそう高いものではありませんが、ゼロ知識証明など使用されている技術への注目度は依然として高いので今後の値動きが気になりますね。