2008年、未だ正体不明の経済学者「サトシ・ナカモト」によって作り出されたビットコイン。
当時のレートは1BTC=0.2セント(0.2円)。しかし現在のレートでは約45万円という信じられない価格になる。
「月に届くような勢いだ(to the moon)」
どこまでも上がっていくビットコインの価格に人々が夢を見た2017年。この高騰では、ビットコインの正体を知らずとも資産を増やすことができただろう。
はじめは、インターネットのギークたちが実験半分面白さ半分で遊んでいた玩具が、最高時価総額3000億ドルを超える超巨大アセットに化けた。
たった10年の出来事である。
しかしそんなビットコインも2018年、ついに新しい局面に突入した。ビットコイン登場から10年間上昇し続けた価格がついに下がったのだ。
この10年間人々は形の見えないその概念に異常なまでに熱狂し、そして絶望感を味わった。大量のマネーが絡む次世代のイノベーションの周りには、様々な信念と思惑が渦巻いているのが見て取れる。
激動の年となったビットコインは、様々な課題が浮き彫りとなった。
セキュリティ問題、スケーラビリティ問題、犯罪利用の問題など上げればキリがない。
しかし、一方で、未来の可能性も無視できない。Facebookや三菱UFJ銀行など様々な"巨人"が暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン事業を開始している。
かつて、インターネットが台頭した初期には多くの人が怪しい、犯罪の温床だと非難した。しかし、今やインターネットの価値を疑うものはいないだろう。
今後、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンがインターネットに次ぐ、世界を変えるテクノロジーとなるのか。
今回は、2018年に起きた重要なイベントを列挙し振り返るとともに、今後の重要なイベントをまとめた。
暗号資産(仮想通貨)のさらなる進撃に注目だ。
2018年暗号資産(仮想通貨)は大きな転換期を迎えた。以下、暗号資産(仮想通貨)の重要事件を一挙にまとめた。
今後、暗号資産(仮想通貨)の注目イベントは以下の通りだ。
世界最大規模のブロックチェーンの分野のカンファレンス。多くのブロックチェーン関連プロジェクトが集まるため、世界中の注目が集まる。
2018年ビットコインのETFは何度も否認されているが、SECのETFはこの日をもって最終判断となる。もしここで承認されればビットコインの価格は大幅に上げることになるであろう。
このアップデートでは「より速く動くこと以上に、より安全に取引されること」の実現に重きをおいている。暗号資産(仮想通貨)への不安感を取り除くようなアップデートを目指す。
このアップデートでは「容量や時間の効率性」など目的としている。イーサリアムのスケーラビリティー問題解決を目指す。
世界有数の資産運用会社で、日本初の外資系資産運用会社でもある。リップルの投機的需要が高まる可能性有り。
ニューヨークで行われる暗号資産(仮想通貨)の会議で世界の注目があつまる。
もし上場が実現されれば、リップルの取引量は今よりも多くなり、価格の上昇に繋がる可能性もある。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner