•  

  •  

    Maidsafecoin(メイドセーフコイン)とは


     
     メイドセーフコインというのは、個人のコンピュータリソースを提供しあって構成されるP2P(ピア・トゥ・ピア)システムによって構築されるクラウドシステム'Maidsafe' において使われる仮想通貨ブロックチェーン2.0の一種です。ビットコインのような「商業取引に使われる生活直結型通貨」という従来のイメージとは異なり、メイドセーフコインは「将来のサービス利用権獲得のための通貨」という投資の側面が強くなっています。 

     

    Maidsafecoinの最新チャート分析!相場から見る価格推移

     

     

    (2017年10月19日現在) MAID/¥

    Maidsafecoinは2014年4月にMaidsafe社によって発行された通貨です。取引が開始された2014年6月から現在までのチャートグラフから相場価格の変動を分析していきたいと思います。

    グラフを見ると、市場価格がはじめに大きな上昇をしたのは2016年2~4月であることが分かります。これはMaidsafe社がSafe Projectの計画打ち上げを2015年に設定したことで投資家たちの注目を集めたからであると思われます。その後2016年9月にMaidsafe社は投資型のクラウドファンディングによって資金調達を開始しましたが、これが引き金となって2017年以降の価格上昇に繋がったと思われます。


    一般に仮想通貨はイベントドリブンな動きをすると言われていますが、この通貨はそのケースに当てはまらない数少ない例です。というのもMaidsafeシステムによって価値が決まるからです。そのためこれから投資を考える際は、もちろんこれまでのチャートの推移を見るのも重要ですが、Maidsafeの開発の進捗を参照することも必要です。


    Maidsafecoinの問題と将来性は?コインオタクの見解

     

     

    今現在持っていても直接的に利用することが出来ない

    メイドセーフコインの構築が完了して実用化された時に使われる通貨はセーフコインというものであり、メイドセーフコインと1:1の割合で交換できるようになります。つまりメイドセーフコインは引換券のようなものです。したがって、利益を上げるためにはこの通貨を保持する他なく、消費することは出来ない状態にあります。

    将来的に確実に価値を持つか不透明である

    先述の通り、メイドセーフコインはそれ自体を使ってモノやサービスの売買を行うものではなく、将来メイドセーフが開発された時にサービスを利用するための通貨です。そのためこの通貨はメイドセーフのシステム構築の進捗によって価値が大きく変動し、将来的に確実に利用できるかは確信を持つことが出来ないというのは投資する私たちにとって大きな問題でしょう。

    周囲の期待からわかる豊かな将来性

    現在、メイドセーフは計画の第一段階であるSAFE Network Alpha1を完成しており、作業は第二段階に突入しています。この第二段階が完成するとシステム構築は完成し、メイドセーフコインが実質的に利益を持ち始めます。実用化がいつになるか断言するのは難しいですが、メイドセーフが実用化した時のメリットやその期待は非常に大きく、この一年での市場価格の上昇にも現れています。コインオタクとしては将来性豊かな仮想通貨の一つであると考えています。


     Maidasafeの仕組み

     

    「仮想通貨ビットコイン2.0」について

    ビットコインのような通貨機能に特化した仮想通貨のことをビットコイン1.0と呼ぶのに対し、ブロックチェーンなどビットコインの技術を利用して通貨以外の機能を果たすことを目的に作られている仮想通貨をビットコイン2.0と呼んでおり、メイドセーフコインは後者に分類されます。

    そのため、メイドセーフコインについて理解するためには、使用目的であるメイドセーフについて理解する必要があり、ここではその仕組みについて紹介していきたいと思います。

    そもそもMaidsafeってなに?

    メイドセーフとは、分散型(非集権型)インターネットの構築を目的としたクラウドのことを言います。P2Pシステム(後述参照)を利用して参加者のHDDスペース、CPU、メモリー等のリソースを共有しあうことでGoogleなどの巨大なサーバーからの脱却を目指すことを目的としています。

    P2Pシステムについて

    では、メイドセーフを語る上で欠かせないP2Pシステムとは一体何でしょう?ここでその仕組みを明かすことでメイドセーフの理解への架け橋になればと思います。

    P2Pシステムとは、ざっくり言うと「パソコン同士が対等の立場で繋がるネットワークシステム」のことです。

    通常パソコンを使ってインターネットを利用する際は「クライアント(依頼者)」と「サーバー(提供者)」が存在し、両者の立場は変わることがありません。例えば、私たちが普段行う「ググる」と言う行為ですが、これはクライアントである私たちがサーバーであるGoogleに接続して必要としている情報を得ることを指します。このシステムの欠点としては全ての通信をサーバーを介して行うため、大量のデータ通信が起こるとサーバーが機能不全になってなにも出来なくなってしまいます

    このような一方通行のシステムとは異なり、こうした依頼・提供の関係が固定されずユーザー同士が対等の立場で通信を行うのがP2Pシステムです。このシステムの例としてはLINEが挙げられます。LINEのサービスである通話・チャットは全てのユーザーが対等に行えるものであることは想像しやすいでしょう。

    P2Pシステムはネットワークを利用する全てのデバイスがサーバー・クライアントの役割を持つので、一つのサーバーに負担が集中するということがありません。そのためサーバー・クライアントシステムでは行えなかった大量のデータ処理が可能になるのです。

    Maidsafe CCPのはたらき

     CCP(Centennial Coin of Prosperity)とは2016年7月にカナダで始まった会社で、メイドセーフコイン関連事業の投資運用を目的としています。

    主だった特徴としては

    ・会員制であり会員の紹介によって参加できる

    ・独自の社債であるセントコインの売買によって利益を得る

    ・ドル建てによる自動マッチング

    ・1アカウントにつき2700ドルまで投資が可能

    ・1つの携帯電話番号で最大20アカウント作成可能(つまり最大54000ドル投資可能)

    ・日利約1~5%で投資後約1~2ヶ月で元本の徴収が可能

    となっており、現在中国および東南アジアからの投資が中心となっています。

     CCPの最大の魅力としては株式分割」という要素を取り入れており一度買ったセントコインは価格が下落しにくく、利益を得やすい所にあります。インターネット上での情報が少ないですが、利益の期待は大きく、投資する価値は十分に高いものとして我々コインオタクは注目しています。


    CCPにおける出資から出金までの流れ

    ここではCCPに出資してから利益を得るまでの一連の流れについて見て行きたいと思います。

    ①Coinpaymantsで セントシードを購入する

     Coinpayments とはCCPで使用するウォレットのことで、ここからビットコイン支払いによってセントシードを購入します。ビットコイン支払額は80%がセントシードに、残りの10%はメイドセーフコインに、さらに残りの10%は手数料として振り分けられます。

    ②セントシートからセントコインを購入する

    セントシートを用いてセントコインを購入します。 ここで先ほど出てきた株式分割という要素によってセントコインが利益をもたらす仕組みとなっています。

     セントコインは1枚0.2$から始まり、一定数売られることにより価格が0.21$,0.22$...と上昇して行きます。

    上昇が続いて0.4$になったとき、1枚0.4$のセントコインは0.2$のコイン2枚に分割します。この分割によって生じる金額の差分が利益となるのです。例えば1枚0.2$のセントコインを100枚購入したとすると、1回分割後には0.2$のコインが200枚に増えることになります。

    ここ1年はおよそ2~3ヶ月に1回分割しており、購入者が増えることで分割速度はさらに上がると言われています。


     ③セントコインをセントフルーツに交換する

     変換して得られたセントフルーツを売却した時、売却額の60%がビットコインとして出金され、①で投資した分との差額が利潤となります。残りの35%がセントルートへの貯蓄に、5%がCCPへの手数料に充てられます。

     

     

    Maidsafeのメリット

     

     

     自己暗号化による安全なネットワークシステムができる

    ユーザーがメイドセーフ上にデータをアップロードすると、そのデータは断片化し暗号化されたのちに他のセーフネットワークユーザー全体に分散されます。こうした自己暗号化されたデータはアクセス所有権がないと絶対にひらけない仕組みになっています。第三者がデータを開く際にはアクセス権が必要になります。

    また、各コンピュータのリソースを借りて構築されるシステムである性格上、セーフネットワーク自体も断片化されて保存されています。そのため、ハッキングの対象となる弱点が存在せず非常に強固なセキュリティーシステムになっており、従来のサーバーが持つ脆弱性の問題を解決する大きな魅力があります。

    システム構築された時の可能性が無限大である

    メイドセーフはHDDスペースだけでなくCPUや帯域幅、メモリーを共有し、単なるデータの共有だけでなくアプリケーションやシステムの構築が可能になります。同じくコンピューターリソースを共有する分散型プラットフォームの例としてゴーレムが挙げられますが、こちらはHDDスペースのみの共有で、コンピュータの能力向上に特化したものになっています。

     

     

     Maidsafeのデメリット

     

     

     開発の進捗が不明瞭

     メイドセーフのシステム構築の第1段階は完了し、第2段階を経て完成になりますが、依然として完成の目処は立っておらず、確かな情報を提供する資料もほとんどないと言うのが現状です。


    farmer(miner)の開拓方法や報酬の仕方が正確に決まっていない

    ビットコインでは取引の追記作業のためにコンピュータリソースを提供してくれたユーザーのための報酬という形で通貨を新規発行することをマイニングと言い、こうした協力者のことをマイナーと言いますが、メイドセーフコインにおいてはそのような人々をファーマーと言います。メイドセーフコインの問題の一つとしてこのファーマーの開拓方法が明確出ないことであり、投資者が利益を得る方法がない状態となっています。


    【maidsafecoinの入手方法】オススメの取引所2選

     

     

    Poloniex(ポロエニックス )

     現在メイドセーフコインの取引のほとんどはこの取引所で行われています。手数料は取引額によって変動します。

    海外の取引所で日本語対応していないのは難点ですが、入手するとしたら1番のおすすめです。

    Poloniexの登録はこちらから!

     

    ポロニエックスは、グローバルで使われている世界最大級の仮想通貨取引所の1つで、日本でも上級者がよく使っていると言われています。そんなポロニエックスの概要や、メリットデメリット、使い方などについてまとめました。


     Bittrex(ビットレックス)

    世界的に有名な取引所でメイドセーフコインも扱っており、手数料は取引額の0.25%です。口座開設にはメールアドレスと本人確認書類が必要となります。

    こちらも英語対応であり、取引には注意が必要です。Bittrexの登録はこちらから! 

    Bittrex(ビットレックス)とはアメリカに本社がある仮想通貨取引所です。Bittrexの特徴は?強みは?取扱通貨数が世界一?絶対に知っておきたい情報、コインオタクが全部教えます!


     【Maidsafecoinの保管方法】ウォレット2選

     

     

     Coinpayments (コインペイメンツ)

    CCP 指定であり、セントコインを取引する際にも利用するウォレットです。ビットコイン支払いによってメイドセーフコインを購入し、管理することになりますが、日本語対応をしているので分かり易いものとなっています。 


      Omni Wallet (オムニウォレット)

    海外オンラインウォレットであるオムニウォレットに保存するメリットはメイドセーフコインをビットコインアドレスに直接保存することが可能であることです。

    入出金時に受信用アドレスと秘密鍵が必要になりますが、秘密鍵を失くすと預けたコインを出金できなくなってしまうので注意が必要です。

     

    maidsafecoinについての気になるQ&A

     

     

    maidsafecoinとsiacoinとの違いは?

    両者ともにコンピュータのリソースを提供することによって構築されるクラウドシステムですが、どのような資源を提供するのかが大きな違いです。シアコインはストレージの空き容量を貸し出しますが、メイドセーフは空き容量だけでなくCPUなども共有するのでアプリケーションの構築など出来ることの幅が広がっています。

    Maidsafecoinのインターネット上での評判は?

    率直に言うと、評判や意見が立つほどの十分な情報がないという印象があります。
    redditにおいては日本語対応した記事がなく、英語版の記事で上位で出てくる記事もコメントが見られず、関心・知名度が依然として低い印象があります。
    bitcointalkにおいても日本語検索ではヒットせず、英語版でもわずか2記事のみのヒットでどちらも込み入った内容ではありませんでした。(2017年10月現在)
    是非を判断するためにはインターネット上での評判を参考にするのではなく、自分で情報を集めて主体的に判断するしかない状況にあると思います。


     

    Maidsafecoinまとめ

     

     

     ビットコイン2.0は商業取引用途という従来のビットコインのイメージとは異なり、説明をするためにはその目的となる技術についても説明しなくてはなりません。メイドセーフコインもその例の一つで、理解するためにはメイドセーフ自体も理解することが必須であり、話が交差的になってしまうのが難しいところです。

    価値はメイドセーフに依存してしまうという欠点があり、日本語対応した取引所がないこともあって日本ではあまり知られていません。ですが、販売開始からわずか5時間で600万 $(約6億円)相当のコインが売り切れたと世界的には注目されており、何よりシステム構築が完成した時にはインターネット利用に画期的な進化が起こるでしょう。

    投資の際は目先のコインの価格の変動に捉われずにシステム開発の進捗を知ることが何より重要です。先述のように日本での知名度はまだまだですが、世界的に見ると勢いのある仮想通貨の一つであり、今投資することで周りから一歩リード出来る。そんな魅力を秘めた仮想通貨となっています。