リップル(Ripple、XPR)とは

リップル(Ripple、XRP)とは

リップルとは、 国際送金を安価かつ迅速に、安全に行うことを目的とした送金・決済システムです。即時グロス決済を可能としており、従来の国際送金の問題を解決する手段として注目が集まっています。リップルは次世代の仮想通貨とも言われ、今後の銀行及び金融機関の基盤となることが期待されています。

 

リップルについて詳しく知りたい方はコインオタクの記事を読んでみてください!

​リップル(XRP)​とは、オンライン送金・決済が可能なネットワーク、及びそこで使われる仮想通貨の名称です。決済の所要時間・手数料が少ないことから、リップルは将来的に銀行間のオンライン決済などに利用されることが予想され、期待を集めています!

 

今回は、そんなリップルが今どのような段階まできているのか、カンファレンスをはじめとするイベントを追いながらコインオタクが解説していきます。

 

2017年に行われたカンファレンスの内容

 

5月22〜24日 Consensus2017 in NYC 

Consensus2017ではリップルだけでなく他の仮想通貨の企業も多く参加していたこともあり、リップルだけが注目されていたわけではありませんでした。そんな中でリップル及びそのCMEであるMiguel Vissが発言したことは、リップルが国際送金の基盤になりうることやその有用性など、リップルの公式ホームページに書いてあるような内容でした。また、仮想通貨全体の今後についての議論も多く、あくまでリップルの認知に繋がっただけのような内容でした。そのため、リップル相場では大きな動きは見られませんでした。


6月22日 EBAday2017

EBAdayは業界をリードするフォーラムとして確固たる地位を確立しており、EBAday2017では大手銀行や金融機関のシニア代表者を1200人以上集めて、決済業界の変化についての議論を行いました。その中で、リップルは現状の送金システムの課題とリップルが提供するシステムの優位性を説明し、金融業界全体で決済サービスの見直しが必要であることを主張しました。ここでもリップルは新しいことは公表しておらず、詳しい説明といった形で、投資家の期待を超えるような発言はありませんでした。


7月10日 The bund summit

上海で行われたThe bund summitでは、中国のFintech市場について取り上げられました。中国の大手4銀行は大手インターネット企業と提携し、Fintechを加速させる動きが見えています。また、中国におけるPeer-to-Peer Rendingの取引量は世界の75%を、さらに、世界におけるFintech投資額の77%を占めている、という公表がありました。こういった中でのリップルの登壇はリップル市場の拡大という点において期待が大きかったと思います。しかし、投資家の反応としては、価格の暴落という結果になりました。これは、中国の現状分析がほとんどで、リップルと中国との今後の関係性が不透明なままになってしまったためと考えられます。


10月16〜18日 SWELL開催

3日間行われたSWELLの大まかな内容を1日ずつ紹介します。 

1日目

  • リップルとビルゲイツ財団他が提携し、貧困地域をターゲットとする金融サービスに向けたプラットフォームの構築を発表しました。また、オープンソースソフトウェアとしてMojaloopも発表されました。
  • ​ベンバーナンキ氏が、「XRPのような公的な資産は、21世紀の決済における問題の解決にとても重要である」と発言しました。

2日目

  • ​UAE ExchangeのCOOであるRahul Pai氏が、「ビットコインの正しくないことから学んだ新しい仮想通貨になるだろう」と発言しました。
  • ​RippleのCTOであるStwfan氏が、「ブロックチェーンにおいて解決する必要がある問題は相互運用である」と発言しました。

3日目

  • ​ブロックチェーンと人工知能、VRなどの位置づけやこれからの技術発展についての講演

以上のように、1日目にビルゲイツ財団との提携という大きな発表があり、一時大きな値動きがありましたがすぐに収まり、残りの日程では当たり障りない発言が続き、暴落しました。ただ、ここで言われていることは事実であり、リップルが少しずつ市場を拡大していることは確かです。内容からわかるように、投資家に向けたものではなく、銀行や金融機関に向けたプレゼンテーションのような内容であり、リップルの成長の報告としては大変意味のある内容であったと思います。


10月30日 Ripple's Central Bank Summit 

 Ripple's Central Bank Summitでは、世界各地20の中央銀行の上級指導部、支払い戦略担当者及びブロックチェーンの専門スタッフが集まりました。今回のサミットの要点は大きく2つあり、

1つ目が国際送金におけるコストと時間の問題

2つ目がデジタル資産の流動性

についてです。


1つ目の国際送金の課題は、ブロックチェーンで解決できることを示し、その上でブロックチェーンベースのソリューションをどのように活用していくかといった細かい点についてのプレゼンテーションを行いました。具体的には、

  • ​100を超える金融機関の増大しているネットワークと銀行
  • ​イングランド銀行とRTGSシステムを接続するための試験を用いた決済システム
  • ​ビルゲイツ財団と提携し開発したプラットフォーム、Mojaloopを通じたモバイルマネープロバイダーをつなぐためのネットワーク

以上を接続可能にすることがリップルソリューションであるとプレゼンしました。


2つ目のデジタル資産の流動性については、シームレスな接続性と相互運用性に関する将来について説明を行いました。

従来における流動性は、取引先との事前資金を通じて行われていましたが、大量の流路への到達を制限するリスクとコストがかかっていました。これに対して、デジタル資産を流動性ツールとして使用することで、事前資金なしでグローバルなリーチが可能になります。

リップルは法定通貨を連結させるためのXRPの採用によって、従来よりも低コストでより広範囲へのリーチが可能になることを発表しました。


今回のサミットは中央銀行を集めたことと実際の利用を想定したデモを行なっていたことから、来年の導入に向けた調整の一つなのではないかと考えられます。


11月6〜15日 Meet up開催 

6日に韓国で、9日にサンフランシスコ、10日に東京、15日にシンガポールでリップルのMeet upが行われました。これはリップラー向けの説明会及び交流会のようなもので、リップルの説明と質疑応答、交流会が行われました。内容は特に新しいものはなく、近況報告や今後の流れについての内容でした。リップラーにとってはリップルの社員との交流ができるということで、とても良い機会になったと思います。


11月20日 ILP Workshop 開催

20日に東京でInter Ledger Provider Workshopが行われました。Interledgerにおけるコネクターの役割やILPの普及戦略についてのプレゼンテーションや、Interledgerがウェブ決済の支払い手段となるという説明及びそのデモンストレーションが行われました。全体を通して、活用例などのデモンストレーションが行われたことから、リップルが本格的に始動しようとしているのではないかとコインオタクも期待してしまいます。


今後予定されているイベント

 

今後のリップルに関するイベントとしては、

  • ​GMOコインに上場
  • ​SBIバーチャルカレンシーズがXRP取引を開始
  • ​日韓送金実験
  • ​Mojaloopの実装
  • ​国際送金開始

などが予定されています。まだ日程が決まっていないものが多いですが、来年の実施が予想されています。どれも大きなイベントであることは間違いなく、実現すれば2018年はリップルの年になりそうです。

SBIとリップルの関係について詳しく知りたい方はコインオタクの記事をご覧ください!

国内の仮想通貨界を度々賑わせるSBIホールディングス、そしてSBIが保有するリップル社株。どんな関連性があるのか?7月8月そして現在、今後の動きはいかに?北尾さんの企みは?果てはSコインやコンソーシアムまで、関係性を徹底解明!


 また、リップルの価格高騰について知りたい方はこちらのコインオタクの記事をご覧ください! 

2017年はリップルが高騰しました。なぜ高騰したのか、また下落したのか、2017年のニュースとチャートを徹底分析し解説いたします。投資判断において重要な情報を分析しているので、本気の投資を考えている方は必見です!

  

まとめ

ここ最近になって、中央銀行を集めたサミットやワークショップでの活用のデモなどを行なっていることから、来年の導入に向けた最終調整に入ってきているのではないかという期待が膨らみます。仮想通貨は信頼の上に成り立っていることから、ユーザーや投資家との距離を縮めることはとても重要であると思いますし、来年のイベントも楽しみです。銀行や金融業界の革命が起こるのを今から楽しみにしたいですね!


リップルの将来性についてコインオタクが考察した記事もありますので是非ご覧ください!

ビットコインの対抗として開発されたリップル。いまやバックには多くの大企業、大銀行がついていて勢いをどんどん増している注目の仮装通貨!その将来性はとても豊かなものだった?!2018年脚光を浴びるこの通貨を徹底解説!!