仮想通貨ETHLendとは

ETHLendとは、担保をもとに仮想通貨の貸し借りを行うスマートコントラクト型クレジットシステムで、サービス内でLENDトークンとCREトークンを利用します。仲介人としての第三者による介入がないため透明性が高く自由度も高く取引ができることや、信用を担保とすることが可能でお金を担保にしない選択肢もあることが特徴です。英語ですがETHLendの仕組みを説明した動画があります。

 

時価総額第二位の仮想通貨イーサリアムの最大の特徴であるスマートコントラクトですが、なにがすごいのかわかっていない人も多いかと思います。そのスマートコントラクトを、具体的にできることから将来性まで考察しました。

 

コインオタク独自のICOを選ぶ基準!

詐欺コインの可能性

プロジェクトが実体のあるものなのか見極めましょう。

プロジェクト構成員

どのような人物により運営されてるかを確認しましょう。

トークン設計

トークンがシステム内で利用価値を持っているのか見ましょう。

プロジェクトの将来性

今後どのように展望していくかを想定しましょう。

上場後に価格が上がっていくロジック

買が増えるだけのバリューを持ち得るのか考えましょう。

 

今世界で大注目の新しい資金調達の方法であるICOですが、実際にどうやって行うのか、またどうやって参加するのか、メリットやリスクはなんなのか、わからない方も多いかと思います。そんなICOについて東大生が解説してみました。

 


上場直後の値が上がりそう!

ハードキャップが低い

ETHLendのICOのハードキャップは37600ETHでした。これはICOにしては低い数字であり、一週間ほどで売り切れることが予測されます。ICOで入手できなかったユーザーが多ければ上場後に買いが増えることが考えられます。将来性から十分な需要と期待があるため、供給不足になり上場後に買いが増える可能性は高いでしょう!

製品をすでに実装している

ICOの中にはトークンセールの時点では製品が完成していない場合も少なくありません。トークンセールは行ったものの製品が実装されないスキャムコインであったり思ってたよりユーザビリティーが低いケースも見られます。ETHLendはすでにα版を実装していて現時点で誰でも利用することができます。システムやユーザビリティ、開発状況を自分で確認できるためユーザーにとっては信頼を置く理由になりえるでしょう!


長期的に保有するのにもよし!

仮想通貨以外にも応用できる

現時点では仮想通貨同士の貸し借りしかできませんが、仮想通貨がより世の中に浸透すれば土地や権利書などがブロックチェーン上で管理され、それらを担保にしたり貸し借りしたりできるようになることが予想されます。たとえば住居の賃貸契約などもETHLendで行うことができるようになるかもしれません。仮想通貨だけでなくその他の財産にもクレジットシステムが応用できるようになればその利便性は大きく向上しさらに需要が高まるでしょう

銀行口座がいらない

ETHLendを利用する上で、口座の登録は必要なくイーサリアムのアドレスさえ持っていればお金を借りることができます。世界の貧困層の約75%が銀行口座を持っていない現状で口座なしにお金を借りられることは大きな強みでしょう。ネットでの売買がますます一般化していけばさらに仮想通貨の需要が高まりETHLendの需要も高まるでしょう


ETHLendのプロジェクト概要

プロジェクト概要

EthLendの目標は、仮想通貨の貸し借りを非中央集権的に世界中で行うことです。担保をおいて債務が行われるため債務履行率が高いのが特徴です。従来のクレジットシステムではお金を借りる場合は厳しい審査を通らなければならず多くの時間と手間を要しました。また、利子の額も国によって違うため利子の高い国は相対的に損をしていました。ETHLendでは審査は一切なく利子も債務者が自分で設定し契約はすべてスマートコントラクトを通して行われるため、個人間で透明性が高くトラストレスな取引が行えます。

取引はまず債務者が0.01ETHを手数料として支払い借り注文を出すことから始まります。担保は何らかの仮想通貨ENSドメインレピュテーション(個人の信頼度)の3つから選べます。借り注文では、借りるイーサリアムの額・返済期限・利率を債務者が自分で設定します。担保とするトークンが送られると借り注文としてプラットフォームで表示されます。債権者はその借り注文の内容と債務者のレピュテーションを確認することができます。債務者のレーティングは債務履行時に債務者のみがもらえるCreditトークン(CRE)の保有量に応じて変化します。債権者が0.01ETHの手数料を払い同意をすればスマートコントラクトが締結されます。債務履行の際には担保は債権者に返却されさらにCREトークンをもらい、債務不履行の際には担保が債権者の手に渡ります。(レーティングを担保にしていた場合は持っているCREがすべて没収されます。)


開発状況

 2017年11月25日から始まったトークンセールは現在進行形です。また、プラットフォームのα版も配信していて下のリンクから利用できます。現在イーサリアムの貸し借りをはじめほとんどの機能が解放されていますが、クラウドファンディングをはじめ新機能が追加されていく予定です。

ETHLendを利用する!

トークン設計

トークンの用途

①手数料の割引

LENDトークンで支払う場合はローンリクエスト手数料とローン貸し出し手数料が25%割引されます。

②エアドロップの実施

ETHLendはDappの収入の20%をLENDトークンの買い戻しに使いETHLendを利用している債権者と債務者にエアドロップを実施します。
③有料機能の開放

LENDトークンを支払うことでローンの上位に表示される機能や新しいローンリクエストをメールで通知する機能など追加機能を利用できます。
④紹介特典:

ETHLendに新たなユーザーを紹介した場合に、紹介者にLENDトークンが支払われます。 


Credit トークン

CreditトークンはETHLendのシステム内でのみ使われる送受信不可能な仮想通貨です。債務者は1ETHの返済に成功するにつき0.1CREをもらうことができます。CREトークンはレピュテーションを担保にする際に必要であり、その他の担保なしに0.1CREにつき0.1ETHを借りることができます。この際、債務不履行のときはCREトークンがすべて没収されます。



類似ICO、仮想通貨は?

ETHLendの類似ICOにはRipio Credit Networkがあります。Ripioも仮想通貨を利用してピアtoピア(P2P)の取引を可能にするブロックチェーンプロトコルです。法定通貨をどこでも借りられることが最大の長所ですが、工程がとても多いなどの欠点もあります。Ripioについて詳しくはこちらをご覧ください。

 

ICOを行ったばかりのRipio Credit Network。世界の反対側の人から現金でお金を借りることができるクレジットプラットフォーム。共同署名人により返済率を飛躍的に上げる!メリット・デメリットとともに新技術を徹底解剖!

 


今後のロードマップ

ETHLendはトークンセール終了後HitBTCへの上場をすることを発表しているため上場は近いうちに行われることがわかっています

ロードマップはETHLendのホームページから確認できます。(以下ホームページより抜粋)


2017年 Q4

  • USDの導入

2018年 Q1

  • クラウドレンディングの開始
  • 債務者のレピュテーションシステムの導入

2018年 Q2

  • 債務滞納に対するペナルティーの導入
  • ビットコインの貸し出し
  • LENDトークンによる手数料の支払いを開始
  • レピュテーションに本人認証(Civicなど)を導入

2018年 Q3

  • 債権リスクをAIで自動計算する機能の導入

2018年 Q4

  • アルトコインやその他トークンに対応

注目はクラウドレンディングです。一つの債務案件に対し複数の債権者がお金を出すことでリスクを分散する手法です。債務不履行の際のリスクを分散させる利点があります。

また、本人認証を導入する点も注目です。透明性が各段に上がる一方で、手間がかかる可能性があります。導入が予定されているCvicについてはこちらの記事をご覧ください。

 

ICO・上場をして注目が集まったCivic(シビック)。近い未来に本人確認に何の書類もいらなくなる!?ブロックチェーンで世界を変える今後注目の仮想通貨のメリット・デメリットを教えます!Civicマスターになっていますぐ取引きを始めよう!!

 

ETHLendのプロジェクトメンバー

EthLend は27人のメンバーで構成されています。以下が主要メンバーです。

Stani Kulechov(創設者)– ヘルシン大学で法学修士課程に在籍。
Jordan Lazaro Gustave(マネジメント長)– TextFugeesの共同設立者。
Martin Wichmann, (トークンセール長) – Global Blockchain Capitalのチーフブロックチェーンオフィサー。

アドバイザーにはビットコインのファウンディングディレクターのJon Matonisや,Wulf Kaal、 ZenCashの共同創設者であるRobert Viglioneのほか、日本人にはStarbaseの創設者である佐藤智陽もいます。


市場でのETHLendの評価


Twitter

TwitterではETHLendに期待を寄せる声が多くみられました。また、HitBTCへの上場を発表していることもあり注目が集まっているのがうかがえます。

Reddit(海外版2ch)

Redditでも多くのコメントが見られ、仕組みについて主に議論されていました。

What stops someone from, say, borrowing a bunch of small amounts, paying it back, building up credit tokens and then borrowing a large amount and… Getting a new address?

Source: Reddit

例えば、少額の返済を何度も行いCREトークンを蓄積したユーザーに持ち逃げされる可能性を懸念する声がありました。これにたいしては、債権者がアドレスの状況を確認することで債務状況を正しく把握し解決できるとしています。

With CRE, it all boils down to due diligence of the borrower and its previous lenders. The idea of CRE is to provide a route to collateral free lending. However, this does not mean that the lender should blindly fund such loans. On each time the lender must review the borrower’s and the lenders addresses (and the feedback when such is added). Therefore, one must consider: when the first transactions were conducted, what is the average monthly eth balance, what kind of other transactions there are). The ledger actually tells lot of data. Eventually one has to decide, what is the sufficient amount of data to take the risk.

Source: Reddit


ETHLendのメリット

レバレッジ取引に利用できる!

担保額を借用額より低く設定することで、自分が持っているお金より多くのお金を扱うことができます。返済の難易度は上がりますが、上手に運用すれば大きな利益を上げることができます。ただ、債権者がお金を貸してくれるかどうかは別問題なので、レピュテーションや個人認証などで社会的な信用を得る必要があるでしょう。

クレジットサービスの中では規制に強い

 競合のCivicも含め既存のクレジットサービスは法定通貨を利用するため、国による厳しい規制の対象となることが多いです。ETHLendはシステム内に法定通貨を扱う過程がないためその規制の対象となることがありません。今後仮想通貨の規制が厳しくなることは考えられますが、少なくとも法定通貨の規制にはめっぽう強いのです。


ETHLendのデメリット

 


法定通貨を借りられない

法定通貨を扱わない特徴はETHLendのメリットでもありデメリットでもあります。仮想通貨が生活の中に浸透していない現状で法定通貨を借りられないことは大きなデメリットの一つです。競合であるRipioは法定通貨の貸し出しをしているため引けを取っていく可能性があるでしょう。

匿名性が高い

現時点でETHLendの利用には必須の個人認証は一切ありません。瞬時に貸し借りを行えるのは大きな利点ですが、匿名性は犯罪の温床を生み出す原因になります。債権者としても貸し出す相手のアドレスや任意で提出している情報をもとに注意深く相手を選ぶ必要があります。ただ、今後Civicなどの認証機能が追加されればより安全に取引が行えるようになでしょう。


【LENDの購入方法】ICOに参加するための手順3つ


ホワイトペーパーに登録する

ETHLendのICOに参加するにはホワイトペーパーに登録する必要があります。ホワイトペーパーには名前、メールアドレス、電話番号、住所のほかに、パスポートなど個人認証書類の写真の提出が必要です。



イーサリアムを準備する

トークンセールへの参加はイーサリアムのみ受け付けています。イーサリアムは取引所や販売所で入手しましょう。


Eidooのダウンロード

ETHLendのICOはEidooというウォレットアプリから行います。iPhoneとアンドロイドの両方に対応しています。あとはEidooにイーサリアムを送金すればEidoo上でLENDを買うことができます!


AppStoreでEidooをダウンロード!

GooglePlayでEidooをダウンロード!

ETHLendまとめ


いかがでしょうか?今回は仮想通貨の貸し借りができるクレジットシステムETHLendについて説明しました。すでに製品化もされていてこれからまだまだ伸びる余地も持った注目のICOです!ICOの参加はまずホワイトリストの登録から始めましょう!なおICO参加は自己責任でお願いします

Ethelendのホワイトリストに登録する!



コインオタクではTwitterでも情報を配信しています!ビットコインの相場分析について毎日必ずツイートしているので@CoinOtakuを是非フォローしてください!!