Burstとは?HDDを使った画期的なマイニングを導入した仮想通貨の将来性を解説


Burst(バースト)とは

Burstとは、ビットコインのマイニングが一部のマイナーに独占されていて、電力消費が激しい現状を変えるべく、PoC(Proof of capacity)と呼ばれる、HDDを使ったマイニングを採用した通貨です。ネクスト(NXT)の通貨発行機能を使っています。ビットコインに比べて、次世代の暗号化アプリケーションとして、ビットコイン2.0と言われます。

Burstの最新チャート分析!相場から見る価格推移

2017年5月、6月ごろの高騰は、仮想通貨全体で価格が上昇したことによるアルトコインバブルのようなものです。その後はビットコインの分裂騒動で資産が引いていき、売りが増えて価格が落ちます。8月ごろはまた、北朝鮮絡みの政情不安に伴い価格が上がっていきます。しかし、その後は中国のICO規制などから価格が落ちていきます。


(2017年11月21日現在)

Burstの問題と将来性は?コインオタクの見解

開発陣が弱い

始めは開発はBurst coinを名乗る者だったが、開発者が失踪し、コミュニティの他のメンバーによって、開発が引き継がれました。が開発内部で、内紛がおき、フォークが起こる議論があったなど、開発陣が不安定です。また、開発陣にハッカーが紛れ込んでいて、ウォレットに何か仕掛けられているんじゃないかと問題になったりもしました。


Ethereumに優位を取られている

BurstはEthereumと同じく、スマートコントラクトを採用していて、世界初の分散型宝くじを行っていますが、今では、スマートコントラクトといえば、Ethereumのほうが圧倒的に有名で、時価総額も高くなっています。そのため、信頼度的にも、Burstのスマートコントラクトを使ってなにかやろうということにはならないと思います。


同じような仕組みのトークンに淘汰される可能性が高い

今ですら、世界初のスマートコントラクトはBurstなのに、Ethereumに優位を取られているのですから、今後も出てくるであろうスマートコントラクトを採用した他のコインに淘汰される可能性は高いと思います。PoCというマイニング方法があまり受け入れられていないことが大きな原因でEthereumに優位を取られていると仮定すると、Burstが流行る可能性は低いといえるでしょう。


Burstの仕組み

Burstの概要

開発者Burstコミュニティ
通貨単位BURST
供給上限2,158,812,800 BURST
ブロック生成速度4分
ブロック報酬月5%減
承認システムPoC(後述)
公開日2014年6月12日


マイニングの承認システム

Burstのマイニングは特殊で、PoC(Proof of Capacity)という承認方法を取っています。これは容量証明と呼ばれるもので、従来のPoWのような、GPUやCPUを使うマイニング方法ではなく、HDDの空き容量を使ってマイニングする方法です。ではなぜHDDでマイニングができるのか説明していきます。PoWでは、マイナーは、適当な数字をハッシュ関数にいれて、いくつかの制約条件を満たす結果を見つけます。しかし、PoCでは、この工程をプロッティングと呼ばれる作業で予めHDDに保存しておくことで、プロットされたHDDをネットワークに供給して、マイニングを行います。そのため、HDDを使ったマイニングが可能です。HDDの容量をたくさん使えば使うほど、マイニングの成功確率が上がります。

スマートコントラクトの導入

Burstは、世界で初めてスマートコントラクトを導入したコインです。実用化されている使い道としては、不正のない宝くじや、クラウドファンディングなどです。まず、宝くじはスマートコントラクト上に書き込むことで必ず抽選が実行されますし、胴元がいないので、意図的に当たる人を操作することもできません。また、クラウドファンディングは、仲介業社なしで、P2Pでの出資が可能で、好きな企業にいつでも出資ができます。

時価総額第二位の仮想通貨イーサリアムの最大の特徴であるスマートコントラクトですが、なにがすごいのかわかっていない人も多いかと思います。そのスマートコントラクトを、具体的にできることから将来性まで考察しました。

 

Burstのメリット

非中央集権

HDDによるマイニング承認システムのおかげで、今のビットコインのように、ASIC(計算速度を上げる機械)を持っている人だけがマイニングに成功する、と言った中央集権的な状況になりません。高価で消費電力の多いASICとは違い、安価で低消費電力のHDDはだれでももっているもので、大規模なデータセンターも小規模な一般ユーザーも同じだけの利益を得ることになり、分散型のメリットが失われるようなことが起こりません。

地球にやさしい

ビットコインでは、マイニングにかかる電力が非常に大きく、少しでもマイニング採掘効率をあげようとして、電気代の安い中国に巨大なマイニングマシンがある、などシステム維持に非常にエネルギーがかかることが問題になっています。PoCでは、HDDを使うため、エネルギー効率がビットコインの1/400ほどになっていて、地球にやさしいコインになっています。


Burstのデメリット

システム的な安全面に不安がある

先程も述べたように開発陣がぐだぐだで安全面での心配があります。確かにブロックチェーンで管理している以上、取引のセキュリティはかなり高いですが、公式のウォレットになにかウイルスが仕掛けられているかもしれないというリスクがあります。

保管が難しい

上で述べたように公式のウォレットが危ないなら、他のウォレットを使えばいいのではないか、という疑問を持つ方もいるかもしれません。しかし、Burstを保管できるウォレットは、公式のものか安全性の低い取引所のものしかなく、Burstの保存が難しいです。


【Burstの入手方法】オススメの取引所3選

Poloniex

Poloniexは海外の取引所で、日本のどの取引所に比べても、手数料が圧倒的に安く、0.25%ほどです。また、取り扱ってる通貨の数も圧倒的に多く70種類以上もアルトコインを取り扱っています。しかし、サイトが英語表記で、日本語対応もしていないので、英語が苦手な人には少しわかりづらいかと思います。また、日本円の入金出金ができないので、日本の取引所で日本円をBTCにして、それをPoloniexの口座に送らないと使い始めることができません。


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ポロニエックスは、グローバルで使われている世界最大級の仮想通貨取引所の1つで、日本でも上級者がよく使っていると言われています。そんなポロニエックスの概要や、メリットデメリット、使い方などについてまとめました。

 

Bittrex

Bittrexも海外の取引所で、世界でもっとも有名な取引所の一つです。機能的な面では、ほぼPoloniexと同じですが、取り扱い通貨の数は250種類以上で、世界一です。ですが、Poloniexでしか取り扱っていないものも多く存在するし、逆にBittrexでしか取り扱っていないものも多く存在するので、使い分けは買いたいコインとかをみて判断しましょう。


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Bittrex(ビットレックス)とはアメリカに本社がある仮想通貨取引所です。Bittrexの特徴は?強みは?取扱通貨数が世界一?絶対に知っておきたい情報、コインオタクが全部教えます!

 

C-CEX

C-CEXも海外の取引所で、手数料は0.2%ほどです。また、マイナー通貨を多く取り扱っています。そして、C-CEXは取引高の少ない通貨の上場取り消しを定期的にアナウンスしていて、突然取引ができなくなる可能性もあります。また、本人認証がなく、メールアドレスのみの登録で取引できます。ですが、運営者が不明で安全性は低いです。できれば、取引するとき以外はウォレットにいれておきましょう。


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謎に包まれた海外の仮想通貨取引所「C-CEX」。日本語のサイトが少なく、その評判や取り扱い通貨、使い方登録方法まで、謎に包まれていることが多いです。今回コインオタクは海外の記事までリサーチしながら、その全貌を徹底解明します!

 

【Burstの保管方法】ウォレットおすすめ

公式のウォレット

公式で出しているデスクトップウォレットです。しかし、今までもいってきたようにセキュリティ面からの不安があるので、あまりつかわないほうがいいかもしれません。

Burstの公式ウォレット

取引所のウォレット

本当はおすすめしませんが、他に対応しているウォレットがないので、取引所のウォレットを利用するしかありません。しかし、セキュリティの面では、他のウォレットには劣るので、二段階認証など、セキュリティにめっちゃ気をつけて使いましょう。



Burstまとめ

Burstは世界初のスマートコントラクトを利用しているのに、全然有名じゃなかったことが不思議です。PoCというマイニング方法が怪しいと思われて、受け入れられなかったのでしょうか。とはいえ、現在Ethereum他、スマートコントラクトを利用した通貨に知名度の面でも負けていることから、再び注目されることはないのかなと思います。ですが、エコという観点では、ビットコインよりも優秀です。仮想通貨がもっと世界中に浸透していったときに、電力消費が深刻な問題になったら、PoCが当たり前になり、Burstが流行るかもしれません。