仮想通貨DECENTとは

DECENTとは、ブロックチェーン技術を利用した分散型オープンソースコンテンツ配信プラットフォームで、サービス内で利用される独自のトークン(DCT)も同じ名を持ちます。DECENTを利用することで、配信者は音楽やビデオ、電子書籍などのデジタルコンテンツを仲介人を挟まずに、直接ユーザーに向けて配信できます。英語ですが、DECENTの概要を説明した動画があります。


DECENTの最新チャート分析!相場から見る価格推移

(2017年11月16日現在)

図はDECENTとの価格の推移です。2017年6月30日にBittrexに上場したことで一度値段が上がりました。また、8月10日にBLACKARROW'S BLOCKCHAIN TECHNOLOGY & CRYPTO CURRENCY CONFERENCEが開かれたこともあり再び値が大きく上がり、ICO直後は9円/DCTだった価格は一時220円ほどになりましたが、いまでは62円ほどに落ち着いています。

DECENTの問題と将来性は?コインオタクの見解

ユーザビリティーが低い

現在、DECENTのプラットフォームは稼働していますが、アプリの導入やウェブサイトでの実装を行っておらず、プラットフォームをパソコンでダウンロードする必要があります。今後モバイルアプリの導入は計画されていますが、現時点では利便性に欠けていると言わざるを得ません。

競合が多い

すでにYouTubeやAmazon、Spotifyなどそれぞれのコンテンツにおいてのコンテンツシェアはかなりのレベルまで進んでいます。ユーザーがそれらのサービスではなくDECENTを利用するようになるには、かなりの信用と知名度が必要になるでしょう。また、それらのサービスが今後複数の分野に手を出すかもしれません。強力な競合がいくつも存在するためそれらと厳しい競い合いを繰り広げていくことになるでしょう。

今後の伸びは期待できる!

生活の中のものがどんどんと電子化していく中で、音楽や書籍といったものもまた例外ではありません。誰もがデジタルでコンテンツを作り販売する時代はそう遠くないでしょう。あらゆるものをデジタルでアップロードし利用できるこのサービスは将来生活の中で必要不可欠なものとなるに違いません!


DECENTの仕組み

DECENTの概要

プロジェクト名:DECENT

トークン名:DCT

開発者:Matej 

最大供給量:73,197,775 DCT

時価総額:約23億円

承認システム(アルゴリズム):Delegated Proof of Stake

ブロック生成速度:約5秒

ホームページ:https://DECENT.ch/en/

ホワイトペーパー:https://DECENT.ch/media/documents/DECENT-whitepaper.pdf


DECENTは独自のブロックチェーン上でタイムスタンプしたコンテンツの配信や販売を行います。ユーザーはコンテンツを上げる・DECENTのブロックチェーンを利用して開発を行う・コンテンツを閲覧することができます。すべての工程は暗号化され行われるため、高いセキュリティー性能を持ちます

コンテンツのアップロードと購入

ユーザーはDCTという独自の仮想通貨を使ってDECENTネットワーク上にコンテンツを上げたり、コンテンツを買ったりできます。コンテンツの著作者は、まずプロフィールの設定を行うことで独自のコンテンツを上げることができます。著作者がアップロード手数料を払い、コンテンツの利用料を設定するとコンテンツのアップロードが行われます。コンテンツの閲覧希望者は著作者が設定した利用料をDCTで著作者に支払います。利用料は全額著作者に入ります。

ユーザーは三つの役割を持つことができます。

コンテンツの著作者:アップロード手数料を支払いコンテンツをアップロードし、利用料を定めたりコンテンツの管理を行います。 

コンテンツの利用者:コンテンツを購入し、そのコンテンツと著作者の評価付けを行います。

パブリッシャー(マイナーとシーダー):その工程の運営を手伝い報酬としてDCTトークンを得ます。

※シーダーとは☞ユーザーはオンライン時にパソコンの計算能力の一部を貸すことによって運営を手伝い、報酬としてDCTトークンを得ることができます。このようなユーザーをシーダーと呼び、だれでもシーダーになることができます。

コンテンツの開発

 ユーザーはDCTトークンを支払うことで、DECENTのオープンソース型ブロックチェーンプロトコルを利用して独自のアプリを構築することができます。これによりユーザーは開発時間を大幅に短縮することができます。また、完全なオープンソースであるため自分でフォークすることもできます。

DECENTのベータ版であるDECENT Goが実装されています。

DECENT Goを使ってみる!

マイニングの承認システム

 DECENTでは、コインの保有者で投票を行いマイナーを決定するDPoSを採用しています。マイニングはproof-of-retrievability や proof-of-deliveryを含むすべてのトランザクションの承認を行うパブリッシャー が担います。パブリッシャーはDPoSにより選定されブロックの生成を行うと、トランザクションは実行され報酬としてコインをもらいます。

DECENTのメリット

仲介人を必要としない!

通常、コンテンツのアップロードには仲介する第三者が大きく関与します。たとえば、ある歌手が自分でレコーディングした曲をiTunesで配信したいとします。歌手は音源をiTunesに送り、厳しい審査を受けます。審査を通ったのち、基本的にiTunesにより定められた配信価格により配信が始まり、売り上げの約10%が収入になります。つまり、第三者を通すことによりそもそも配信できない可能性もあり、配信できても売り上げの90%を搾取されてしまうのです。DECENTでは第三者を介さないため、著作者が自分で料金を設定でき、売り上げもすべて手に入れることができるのです!単純に同じ値段で配信すれば約10倍の利益を出すことができます!利用料を無料で設定して配信することもできるので、著作者は様々な戦略がとれるでしょう!

コンテンツの自由度が高い!

DECENTにアップロードできるファイルの種類・内容に限りがありません!コンテンツを上げるうえでも探すうえでも、複数のサイトを行き来することなくDECENTだけ利用すればいいのは強みの一つです。またファイヤーウォールの影響をうけず複数のIPアドレスからアップロードが行われるため匿名性も高く、宗教・社会体制などの理由により表現の自由を損なわれている人でも自由にコンテンツをアップロードし、閲覧できるのです! 


DECENTのデメリット

違法アップロードが増える

 アップロードの利便性が上がるということは必然的に海賊版も多数上がることが予測されます。一度削除が行われても簡単に再アップできてしまい、いたちごっこになってしまいます。DECENTとしても違法アップロードは技術的には回避できないものとしていますが、違法アップロードを防げるのは運営というよりはむしろコンテンツ閲覧者の働きによる力が大きいとしています。閲覧者が正規品をお金をだして購入することが海賊行為の撲滅につながり、DECENTはコンテン利用料が安価であるため撲滅の手助けになっているとしています。

ソートが難しい

DECENTではあらゆる種類のファイルが即座にアップされていくので、スパムなど無益なコンテンツを含む莫大な量のコンテンツが蓄積されることが想像されます。ユーザーが本当に利用したいコンテンツをどのように見つけ出せるようにするかが今後の課題となるでしょう。

【DECENTの入手方法】オススメの取引所2選

Bittrex

手数料が0.25%ととても安いことや、取り扱っている通貨の種類が100以上ととても多いことなどが魅力で、世界で一番人気の仮想通貨取引所です。海外の取引所であるため英語が読めないと取引が行えないところなどは難点ですが、英語が得意な人には迷う理由はないでしょう。

Bittrexを使ってみる!

Bittrex(ビットレックス)とはアメリカに本社がある仮想通貨取引所です。Bittrexの特徴は?強みは?取扱通貨数が世界一?絶対に知っておきたい情報、コインオタクが全部教えます!

 

Yobit

取り扱い仮想通貨が300種類以上ととても多く、仮想通貨が無料でもらえたり仮想通貨を賭けるダイスというゲームができたりします。ただ、運営会社が不明であり、若干信用に欠けます。

Yobitを使ってみる!

 

YoBitはサイト内で賭けやレンディングできるなどユニークな機能を多く備えた取引所です。しかし、その運営会社が不明であるなど懸念点も多くあります。そんな取引所の特徴から登録方法、使い方、オススメ度までコインオタクが徹底的に解説します。


【DECENTの保管方法】ウォレット2選

DECENT Wallet

 DECENTが発行している公式のウォレットです。いまのところDCTトークンを取り扱っているウォレットは少なく、これを利用するのが無難でしょう。またアプリも対応しており、現在Android版のアプリのみ配信されています。DECENT Walletを使ってみる!

DECENT Go

 こちらはDECENTのサービスのベータ版を実装したウェブ型ウォレットです。DCTトークンを売り買いするよりDECENTのサービス内で使いたい場合はこちらがおすすめです。DECENT Goを使ってみる!


DECENTについての気になるQ&A

マイニングについて

DECENTではパブリッシャーがDPoS(Deligated PRoof of Stake)を元にブロックを生成することでマイニングが成立します。DPoSでは特別な計算を行う必要はなく、DCTトークンの保有量に応じて得る投票権でマイナーを決めます。そのため、ブロック生成はおよそ5秒に一度行われます。最初の10万ブロックは 0.37DCTがもらえ、 時間がたつとともにもらえるDCTの量は減っていって、20年後には 0.04625DCTになります。

ICO時の価格は?

2016年9月11日から11月6日の間にDECENTは5131万DCTを販売するICOを行いました。ICO時の価格はBTC 0.0001527で約9円でした。

DECENT Go,  DECENT .BETって?

DECENT GoはDECENTのベータ版プラットフォームであり、メールアドレスの登録だけで利用できます。

DECENT.BETはDECENTとは全く異なるICOであり、ギャンブルをすることができるサービスです。

DECENTまとめ

 

いかがでしょうか?DECENTは今後世の中の電子化が進んでいく中で画期的な発明になるかもしれません!アプリ対応が進んでいないためユーザビリティーが低い、競合が多いなどの欠点もありますが、今後の成長の余地は大いにあるとコインオタクは感じています!!

DECENT Goを使ってみる!