ecobit(エコビット)とは

 

ecobitは、環境にやさしい農業の研究を支援するために作られたICOコインです。ICOはnemのネットワークを利用して行われました。

あまりにも収益体制が不明瞭で、なおかつプロジェクトの進行もうまくいっていなかったため、一時はスキャムを疑われていました


ちなみに、スキャムの見分け方についてコインオタクがバッチリ解説してるので、併せてこちらもぜひ! 

スキャム(scam)という言葉の意味をご存知ですか?仮想通貨に関連するweb掲示板などで目にする機会も多く、「いまさら人に聞けない!」と思っている方も多いと思います。そんなスキャムの意味と事例を紹介します!

 


ecobitのチャート分析!相場から見る最新価格推移

ICO終了後から順調に価格を下げていますね。9月の半ばに一瞬高騰したのは公式ブログで収穫の様子が公開されたためでしょう。

ですが、その高騰も本当に一瞬だけでしたね。今後上げ要因があるとも思えませんし、今後価値が上がっていく見込みはほぼないと思います。 


ecobitの問題点と将来性

収益化のビジョンが見えない

エコビットのプロジェクトからは、収益化のビジョンがあまり見えてきません。「自給自足可能なプラントを作って、そこで先進的な環境にやさしい農業を営む」というのが彼らのプロジェクトなのですが、現在肝心の農業も収穫が芳しくないようで、ICO参加者への利益還元は絶望的です。

現状を見る限り今後もエコビットの価値が上がることはあまり期待できません。


マーケティングが下手

ICO中に、エコビットはスキャムだと思われていました。というのも、プロジェクトの進行があまり芳しくなかったのと、ユーザーのコミュニティでステルスマーケティングを行っていたことや、関係者が過去にスキャムのインフルエンサーに採用されていたことが発覚したのです。

現在ではスキャムであるという誤解はずいぶん薄れたようですが、ICO中に返金騒動が起こるなど、プロジェクトが大きな痛手を負ったのは間違いありません。

 

今世界で大注目の新しい資金調達の方法であるICOですが、実際にどうやって行うのか、またどうやって参加するのか、メリットやリスクはなんなのか、わからない方も多いかと思います。そんなICOについて解説してみました。

 


投資対象としての将来性はなさそう

エコビットは、今後もスピルリナ(栄養豊富な藻)の栽培などを続けていくようですが、そんなことをしている研究機関は世界中にたくさんあり、なおかつエコビットより資金・開発力があります。それらと同じ土俵に立って戦ったとき、エコビットが勝利する可能性はかなり低いと思います。

というわけで、エコビットの高騰に賭けて投資するのはあまり賢い選択とはいえませんし、そんな高騰が起こることもまあないでしょう。


ecobitの仕組み

ecobitの概要

通貨名:ecobit

通貨単位:ECOB

公開日:2017年4月21日

発行上限:8,888,888,888

承認方法:PoS

公式ホームページ:https://www.ecobit.io/index.html


エコロジーを意識したnemベースICO仮想通貨

エコビットはnemのプラットフォームを使ってICOを行った仮想通貨です。

彼らのプロジェクトは、「地球環境にできるだけ負担をかけないやり方で食糧生産を可能にする」ことを主軸に置いた農業の実践です。


ecobitのマイルストーン

公式ブログによるとマイルストーンはこのようになっています。

ICO達成額が2000BTC:Acaponic farm

ICO達成額が4000BTC:Sperulina farm

ICO達成額が9000BTC:Carbon Credit/offset 

.......

以降も続きますが、達成できたのははじめの二つ、アクアポニックとスペルリナファームまでなので、それを解説します。

アクアポニックというのは、中型の水槽を用いた魚の養殖及び土をあまり使わない野菜の栽培です。です。スペルリナファームというのは、栄養をふんだんに含んだ藻の一種、スペルリナの養殖です。

この二つのプロジェクトはどうやらちゃんと進んでいるようで、公式にその過程を映した動画が公開されています。


そして、それらに加えて養蜂場事業が現在行われています。


ecobitのメリット

 

エコに貢献できる

エコビットのプロジェクトは、なんだかんだいって地球環境にやさしい取り組みです。ですから、エコビットに投資することで環境保全に微力ながら貢献できるのではないでしょうか。


ecobitのデメリット

あまりにも実用性が無い

さて、仕組みの項でエコビットのプロジェクト概要を説明しましたが、ECOBの用途があまりにも実用性に欠けるということがお分かりいただけると思います。

高騰の目がほとんどなく、なおかつ活用の機会もないこの仮想通貨を持っておくメリットほとんどないと思います。


農業もめちゃくちゃうまくいってるわけじゃない

エコビットプロジェクトの中核を担っている農業も、そんなにうまくいってるわけではないようです。

特別豊作というわけではなく、普通のサイズの野菜が普通に採れるって感じです。まあ、このプロジェクトの本当の目的であるところの「自然にやさしい農業法の実践」は確かに実現できているのかもしれませんが。


取り扱い取引所が少ない

現在取り扱っている取引所は、次に紹介するYoBitとCryptpiaのみです。Bittrexのような大手取引所では一切取り扱われていません

このことから、ECOBは流動性を大きく欠いていることがわかります。実際、ECOBの時価総額(Marketcap)が約500万ドルあるのに対し、取引高は24時間でたったの100ドル強です(2017年11月現在)。


ecobitを扱う取引所

YoBit

YoBitは小さいながらも非常に異彩を放つ取引所です。

ここでは仮想通貨を貸し出してその利息で利益を得るレンディングサービスを行っているほか、草コインから有名コインまで約400種類のコインを取り扱っているという特徴があります。

ただ、運営会社がはっきりしないなど不安な点もあるので注意が必要です。

 YoBitはここから!

YoBitはサイト内で賭けやレンディングできるなどユニークな機能を多く備えた取引所です。しかし、その運営会社が不明であるなど懸念点も多くあります。そんな取引所の特徴から登録方法、使い方、オススメ度までコインオタクが徹底的に解説します。

 

Cryptopia

Cryptpiaはニュージーランドの仮想通過取引所です。ここもYoBit同様、草コインを大量に扱っています。

ただ、規模が小さく、セキュリティ面でのリスクがあるため、利用の際には失って困る額の資産は預けないなど注意が必要です。

Cryptpiaはここから!


ecobitのウォレット

公式ウォレット

もしエコビットを買ってみようというのであれば、公式ウォレットがおすすめです。利用にはIDを発行して会員登録し、ログイン必要があります。

ただし、承認者が少なすぎてウォレット間の送金にめちゃくちゃ時間がかかる場合があるので注意してください。


公式サイトのログインページへ


取引所ウォレット

送金に時間がかかりかねないため、取引所のウォレットで保管しておくほうが便利かもしれません。

いらなくなったときにすぐ取引に出すことができますからね。

ただし、取引所のウォレットはサイバー攻撃によって資産が盗まれるリスクがあることに注意してください。


ecobitについてのQ&A

 

ecobitってscamじゃなかったの?

確かにICO開始当初は「インフルエンサーが他のスキャムに参加していた」とか、「ユーザーコミュニティ内にステマ要員を紛れ込ませていた」とか、「マイルストーンが勝手に修正された」とか、スキャンダルが相次ぎました。

しかしながら、エコビットのプロジェクトはちゃんと前進していますし、スキャムとは違うと思います。

ただし、だからと言ってエコビットに投資価値があるのかというとそういうわけでもないので注意してください。

ecobitってマイニングとかできるの?

エコビットはPoSを採用しているため、マイニングではなく、フォージングによって送金手数料分の利益を得ることはできます。

ただし、そもそもecobitの送金自体があまり行われていないようなので、フォージングしたとしてその利益は微々たる物に過ぎないでしょう。


ecobitのまとめ

スキャムではないようですが、あまりに将来性に乏しすぎるエコビット。

Twitterなど一部界隈ではその残念さが逆にウケているようですが、投資対象としてはおすすめできませ