RippleCEOがxRapidの製品版リリースを発表!年末までには大手銀行の採用も視野に入れる

注目すべきはXRPの価格ではなくRippleの有用性​


​RippleのCEOを務めるBrad Garlinghouse​氏は今週アムステルダムで開催されているフィンテック会議Money 20/20にてCNBCのインタビューに応じました。

Garlinghouse​氏はXRPを使用するプラットフォームxRapidの正式版を近日中にリリースすると発表し、今年の末までにxRapidの利用を開始する大手銀行のリストがあることを明らかにしました。同氏はxRapidについて以下のように発言をしています。

今年の末までに、大手の銀行はxRapidを流動性ツールとして利用する予定です。そして来年の末までには利用者の規模が何十倍にも広がることを願っています。しかし、我々はまたシステム全体を成長させる必要があり、流動性も向上させていかなくてはなりません

xRapidはXRPを基軸通貨としたサービスのことで銀行や送金サービス提供者による国際支払い取引が即時的に行えるような流動性を確保しています。最近行われたxRapidサービスのテストでは、伝統的な外国為替取引の仲介業者と比較して、銀行が負担する手間が40~70%節約されるようです。

このニュースによるXRPの価格変動はどのようになるかと聞かれた際に、Garlinghouse​氏は以下のように述べました。

どうやってXRPの価格推移を予測すればよいのはわからず、挑戦しようとも思っていません。私たちはXRPネットワークシステムユーザーの一員に過ぎず、XRP利用が広まっていくようなことをしていくに連れて、ネットワーク全体が健全なものになっていくと思います。

このインタビューの抜粋を掘り下げていくと、XRPだけでなく仮想通貨の価格を決定するのは運営企業ではなく市場全体であるということが推測できるでしょう。 Garlinghouse氏はまた、仮想通貨の誇大な宣伝や噂に関してもコメントをしており、ビットコインのように投機的資産としてではなく現実の問題を解決する手段として機能した方が仮想通貨の価値は上がっていくだろうと述べました。

これは暗号通貨の価値という面で必要とされる上向き流動性を捉えるための推進力を得ることを望むXRP所有者の視点と似ており、今後のリップルの有用性が高まっていくかに注目です。

コインオタクの見解

Xrapidの製品版リリースという一大イベントにも関わらず、Garlinghouse氏​はXRPの価格変動には一切気にしていないのが非常に興味深いところです。

仮想通貨はボラタリティーが非常に激しいことで新しい投資対象として注目を集めてきましたが、本来のはブロックチェーンという革命的な技術を基盤としていることが一番の注目ポイントであります。このニュースはそういった仮想通貨の本質に言及しているという意味でも価値があるのではないかと思います。

今回のニュースにおいても、XRPの価格上昇に期待するだけではなく、今一度Rippleネットワークの有用性や送金システムについて調べることこそが仮想通貨の真の価値の理解に繋がるのではないかと思います。