リップル(XRP)ウォレットでICO発行サービスを開始!イーサリアム超えの第一歩となるか

スマホからRippleNet上でのICOが発行可能に

​Toast WalletはICOに関するサポート機能を追加するとTwitterに発表しました。Toast Walletとはリップル専用のウォレットのことで、利便性がとても高いことから頻繁に取引を行うユーザーにオススメとなっています。​​​同ウォレットが公式に発表したツイートは以下の通りです。

この機能追加による最大の特徴はユーザーがスマホからリップルネットワーク上でICOを発行できる点にあります。上のツイートに記載されているスクリーンショットを見ると、通貨のP2P転送を可能にするためには画面右下の「Default Ripple」を有効にする必要があるようですが、際立って難しい操作はないように感じます。

イーサリアムや他のブロックチェーンでは一般に禁止されているため、XRP LedgerでICOができることはあまり知られていません。クロスボーダー決済ソリューションの提供に尽力しているRippleNetはこれまでICOプラットフォームを提供するとは考えられていませんでした。

そんな状況の中、今年の四月にイーサリアムのICOローンチの代替案を探していたコーダーのグループはRippeNetでのICOローンチの可能性に注目しました。デジタル決済を簡素化することを目的としているブラジルの企業Allvor社は、トークンベースのビジネスを運営するためにXRP Ledgerプラットフォームを選択しました。しかし、その反面で当のRipple社はこうしたICOを全く持って支持しないという姿勢を表明しています。同社の広報担当者は以下のように述べています。

「XRP Ledgerはオープンソースの分散型プラットフォームであるため、ユーザーは自分が造りたいものを作れますが、RippleはICOを促進したり、支持したりすることは一切致しません。」​

その一方でToast Walletはアップデートに伴って多くの機能を搭載することを確約し、「これまでと比べて最大の機能セットになる」と述べています。具体的に同社の役員が発表したところでは

完全なトラストライン及び取引ラインのサポート、コンピューターバスを待っている間にリップルネットワーク上で携帯からICOを発行する

ことが保証されています。

​コインオタクの見解

​元々リップルネットワーク上でICOのためのトークン発行の可能性には注目されていましたが、今回のToast Walletの機能追加によって今後さらにICOを行う企業が増える可能性が高いと考えられます。

上記で取り上げたAllivor社はリップルネットワークが「もっとも効率的な分散型データベース」であると評価し、グローバルな決済システムの構築を目指しているようで、似たようなビジネスプランを持つ企業は続々とICOを行うのではないでしょうか。

仮想通貨業界では不可能と思われていたICOがリップルで実現できる、、!と胸が踊るニュースですが、問題が山積みなのも事実です。

まず第一にRipple社が全く支持の姿勢を見せていないというのは述べた通りで、オープンソースの技術の弊害に過ぎないという見方もあります。さらにはネットワークの性質上、新規トークンのエアドロップにはリップルユーザーの同意が必要になっており、簡単にICOができないようになっているのもまた事実です。そのほかにも米国証券取引委員会の介入による失敗例があるなど前途多難であることは間違いありません。

ですが、ICOとリップルネットワークを飛躍的に普及させるポテンシャルを秘めた同事業は悪いことばかりではないと考えられます。場合によってはイーサリアムを超えるかもしれません。Allivor社などの実用例に注目しつつ、今後の動向を追っていきましょう!


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