ライトライズ(Right Rise)とは

 ライトライズ(Right Rise)とは、イギリス政府の公認を騙って資金集めをしていた会社です。

HYIP(High Yield Investment Program)の優良投資案件だと思われていましたが、のちに詐欺だと判明しました。

突然飛んだライトライズ(Right Rise)

ライトライズは、「イギリス政府公認!」「月利40%!」をフレコミに、HYIP(High Yield Investment Program)によって資金集めをしていました。

ロンブーの淳さんの画像を勝手に使った日本向けのウェブ広告を製作して本人がtwitterで注意喚起するなど、かなり強引でコンプライアンスのコの字もないプロモーションを行っていました。

それでも、「優良投資先」としてHYIP界隈で認識され、結構な額の投資が集まっていました。

しかし、サービス開始から4ヵ月後の2017年3月5日に、出資金合計1億ドル以上を抱えていなくなりました。

なぜ多くの人がライトライズ(Right Rise)にビットコインを投資したのか

ライトライズ(Right Rise)のビジネスモデル

ライトライズが資金集めの名目に使っていたビジネスのモデルは、

「高速道路の速度感知センサーを開発した。これによって捕まえた違反者への罰金4割が、会社に支払われるよう契約を結んだ。」

というものでした。

いちベンチャーと高速機動隊のような公的組織がこんな高いレートで直接契約を結ぶなんてまずありえないと思いますが、高額の利回りに目がくらんだ人たちには正常な判断ができなかったのかもしれません。

また、出資額の利息は毎日引き落として回収することができるシステムだったので、出資する側も「すぐに結果が手元に戻ってくる安心感」を感じていたのかもしれません。


HYIP(ハイプ)の魅力

そもそも、このHYIPというのは「超高い利回りで運用できるかわりに、ほぼ100%詐欺」というシステムです。

ですから、投資する人に求められるのは「チキンレース能力」なんですね。

ここだと、月利40%なので二ヶ月も放っておけば、出資額が丸々回収できるわけです。なので出資者は、「二ヶ月もつかもたないか」の選択をすることになるわけです。

しかし、そんなチキンレース会場で、「ライトライズ、優良案件らしいよ」と口コミで拡大した場合、何が起こるでしょうか。


「おっ、今みんなここに投資してるということは、2ヶ月もちそうってことなんだな!」というなんかちょっと論理的に破綻した集団心理で、HYIP投資先に悩んでいた人たちはこぞって投資します。

こうして投資が集まったので、ライトライズ側は「よし!もうこんなに集金できたし、利息を払う前に夜逃げしたろ!」と、投資者の利息の出金を停止し飛んだわけです。

ライトライズ(Right Rise)から学ぶべきこと

クチコミを真に受けない

これはHYIP全体を通して言えることですが、そんな高利で運営を続けられる会社なんてまずありません。ですから、HYIPに投資する際には常に、本当にここに投資して返ってくるのか、ということを見極めなくてはいけません。

「みんなが安全って言ってるから大丈夫だろ」みたいな考えは、泥舟に集団で乗り込むのとなんら変わりません。

そして、HYIPは泥舟と同じく、人が多く乗れば乗るほど沈みやすくなる(運営が逃げ出しやすくなる)システムだということを肝に銘じてください。

リスクを犯しても結局非効率

とはいえそれでもHYIPは人気のあるビットコインの投資方法です。それは、リスクがあるとはいえ、一度金を突っ込めば、思考停止状態でも利息が手に入るからです。ですが、数ヶ月たたないと元が取れない、しかも危険なビジネスにわざわざ乗っかるリスクを考えてください。そんなことをするよりもその数ヶ月で仮想通貨に投資したほうが、はるかに効率よく稼げると思います。

機会損失と夜逃げ倒産というリスクが同時に存在している以上、HYIPに投資するのは賢い方法とは言えません。

仮想通貨はなにより安全第一を意識しよう!

仮想通貨はまだまだ新興分野です。そのため仮想通貨に関する法律が整っておらず、詐欺ICOや詐欺コインなどを規制する事ができません!

現在、仮想通貨を利用した詐欺かどうかを見分けるのにはかなりの知識と経験が必要であり非常に難しいです。

実際、人間の心理としてこれが儲かる!という多くの人の口コミを見たら、大丈夫そうかなと思ってしまいますよね。そうすると多くの人が明らかに詐欺だとわかっているのに投資してしまうのです。今回のライトライズのような事件を考えればわかりますよね。

しかし本当に儲けたいなら、安全性を重要視することが最も必要になります。安全性の重要度が他の金融商品よりも大切になっている仮想通貨。

もし安全に仮想通貨取引を始めるなら、まずは国内最大の大手仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)で取引してみてはいかがでしょうか。

ビットフライヤーでは多くの将来性の高い通貨を扱っており今後より価格が伸びていくと考えられます。コインオタク編集部では、ビットフライヤーをどこよりも詳しく解説しております。ぜひそちらの記事も参考にしてみてください。

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ライトライズ(Right Rise)のQ&A

 完全に終了して、もう復活はしないの?最新情報を知りたい!

 復活はまず無いと思います。公式サイトもとっくのとうに消滅していますし、もし仮に今戻ってきたところで利息を払うことができないでしょう。

HYIPにも安全なところはあるんでしょ?

無いと思います。そんな月利で回せる会社がもし本当に存在していたとするならば、きっとビットコインによる出資なんかに頼らずに銀行から融資を受けているでしょうから。

ライトライズ(Right Rise)まとめ

さて、ライトライズ、いかがだったでしょうか。

この会社は、注目されていた上に、1億ドルも集めて飛び立ったのでかなり有名になりましたが、未だに似たような詐欺の話はゴロゴロ転がっています。

結局のところ、世の中には「楽してギャンブルで儲けてェ~」という人間が山のように存在していて、そういう人間の受け皿としてこういった詐欺が存在し続けているのだと思います。