フィスココインとは?上場企業が発行する独自トークンの価格・チャートや将来性

フィスココインとは

フィスココインとは、株式会社フィスコがブロックチェーン技術を用いて発行した独自のトークンです。

未だ実験段階ではありますが、社内だけでなく外部にも向けたトークンを発行するのは日本の上場企業としては初の試みということで注目のコインです!


フィスココインのチャート分析・相場から見る価格推移!気になるレートは?

(2017年11月10日現在)

こちらがフィスココインの価格推移です。

このチャートを見ると、2017年6月あたりから価格が急激に高騰し始め、7月にピークを迎えていることがわかります。

この高騰の原因として考えられるのは、発行主である株式会社フィスコが、7月13日にフィスココインの追加発行のロック、つまり「フィスココインをこれ以上発行しない」ということを公式に発表したことです。これによってフィスココインの価値の安定性が見込まれ、人気が出たと考えられます。

一時80円近くまで暴騰したフィスココインですが、現在は「1FSCC=36円」くらいとなっています。


フィスココインの問題と将来性

新規発行の予定なし

フィスコは、すでに発行枚数5000万枚の時点でフィスココインの追加発行をロックしています。これは、ダイリューション(価値の希薄化)を防ぐことによる価値の安定・向上を目的としています。これによって、株式会社フィスコ、安定保有者が保有しているものを除くと、フィスココインの市場流通量は約1,100万枚だと想定されています。

たしかに、発行枚数が増えないということが公表されていると価値の希薄化は起こりにくくなりますが、流通量が少ないと取引量も増えにくいという問題もあります。そうして取引量が少なくなると、売買が比較的成立しにくくなるということもあり得るのです。

まだ実験段階だけど伸びしろは十分!上場企業初の試み!

フィスココインは、日本の上場企業としては初めての外部向けに発行されたトークンです!

現段階では、まだフィスココインで発行主の提携しているサイト(フィスコグループの)における財・サービスを購入することなどにその用途は留まっていますが、この先の用途展開の詳細は未定で、新たな試みということもあり期待が集まっています。

なにかと怪しいと思われてしまいがちな仮想通貨市場において、上場企業が運営しているという安心感は新たな利用者層を引きつけていくかもしれません!


フィスココインの仕組み・概要

基本情報

発行主体株式会社フィスコ
通貨単位FSCC
発行総数5,000万枚(追加発行なし)
最小取引単位0.00000001FSCC

Counterparty(カウンターパーティー、CP)を利用!

Counterparty(カウンターパーティー)とはビットコインのブロックチェーン上に作られたプラットフォームで、これを利用することで、独自のブロックチェーンを用いずに(ビットコインのブロックチェーンを借りるような形で)独自のトークンを発行することができます。

フィスココインはこのCounterpartyを利用して発行されているトークンの一つなんです。

Counterpartyに関するコインオタクの記事は以下になります。

Counterpartyとは、ビットコインの機能を拡張した次世代型金融プラットフォームです!独自のトークンが生成できるため、今後大きく市場を伸ばすこと間違いなし!!そんな大注目のCounterpartyをコインオタクが徹底解説します!

 株式会社フィスコとは

さて、フィスココインを発行している株式会社フィスコですが、そもそもどのような会社なのか?簡単に説明すると、フィスコは1995年創業の、金融情報配信サービスを提供する会社です。

フィスコグループの中には同じように独自トークン「カイカコイン」を発行している株式会社カイカ、「ネクスコイン」を発行している株式会社ネクスなどがあり、また2016年にはフィスコ仮想通貨取引所」も設立するなど、グループ全体で仮想通貨事業も積極的に展開しています。

株主優待があるってほんと?

たしかに、フィスココインの発行の際には株主優待制度がありました。具体的には、株主優待として、2016年12月期中間期末に株式を保有している株主に対して株式の保有数に応じたフィスココインを配布する、というものでした。同様な配布が2017年6月にもあり、株式会社フィスコの株式を保有していれば、フィスコ仮想通貨取引所のアカウントを開設するだけでフィスココインを貰えたのです。

しかし、フィスココインが貰えるなら株持っておこうかな!という人には残念なお知らせですが、2017年8月には株主優待制度の変更のアナウンスがあり、株式を保有していることでフィスココインを貰えるという優待はなくなってしまいました


フィスココインのメリット

価格の暴落が起こりにくい!

フィスココインは発行枚数が5,000万枚と少なく、そのうちの多くを発行主体であるフィスコも保有しています。また、すでに追加の発行はロックされているため、公式にも言っているように価値の希薄化が起こりにくく、他の仮想通貨に比べると価格が安定すると考えられます。

トークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を構成していく!

トークンエコノミー(仮想通貨経済圏)とは、名前の通りトークン(仮想通貨)によって構成される経済圏のことです。つまり、様々なもの・価値をトークン化してやり取りをできるような経済圏、といった感じです。このトークンエコノミーにおいては、わざわざ円やドルといった法定通貨を介さなくても様々な取引が可能になるのです。

フィスコは、今後仮想通貨プラットフォームを形成することを期した第一歩としてこのフィスココインを半ば試験的に発行しています。このトークンの取引の受託を行っていくことで、トークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を築いていこうということなのです。

フィスココインの根幹にはこのような夢のあるアイデアがあるんです!


フィスココインのデメリット

扱っている取引所が少ない

現在フィスココインを扱っている取引所は、フィスコ仮想通貨取引所とZaifの2つしかありません。したがって、ビットコインなど他の通貨の取引は普段コインチェックなど他の取引所を使っているという方も、このどちらかのアカウントを新たに開設しなければ買うことはできないんです。

中央集権的になる?

ここまでも見て来たように、フィスココインはフィスコが発行したトークンです。したがって、必然的にその価値・信頼はフィスコグループの動向の影響を受け、フィスコグループの業績、信頼などに大きく左右されます。

また、フィスココインの多くをフィスコ自身や株主が保有しており、市場流通量も1,100万枚程度になると予想されているため、フィスコの持つ力が大きく、中央集権的になってしまうことが考えられます。


【フィスココインの入手方法】扱っている取引所は2つだけ!

フィスココインを買うことのできる取引所は、Zaifフィスコ仮想通貨取引所しかありません。この2つの取引所について少し詳しく見ていきましょう。

Zaif

Zaifは、取引手数料が安く、また国内有数の現物取引量を誇ります。国内ではZaifでしか扱っていないというような通貨もあり、フィスココイン以外の取引もしたいという方はZaifがオススメです。また、初心者の方にもわかりやすい「簡単売買」というシステムもあります。

Zaifについてのコインオタクの記事は以下になります。

かのホリエモンこと堀江貴文氏も技術アドバイザーとして参画したテックビューロ社の運営するZaif。日本一の通貨取引量を誇り今話題沸騰中のZaifの特徴や使い方を様々な切り口からわかりやすく解説していきたいと思います!

 

Zaifのアカウント開設はこちらから

フィスコ仮想通貨取引所

こちらはもちろんフィスコグループの運営する取引所です。フィスコはZaifを運営するテックビューロ株式会社と提携していることもあり、取引システムなどZaifと少し似ている点があります。しかし、扱っている通貨の種類が少なく、他の通貨の取引も積極的に行いたい方には物足りないかもしれません。

フィスコ仮想通貨取引所についてのコインオタクの記事は以下になります。 

フィスコ仮想通貨取引所は上場企業が母体であること、Zaifの運営会社テックビューロとの提携などで注目を集める取引所です。この取引所の特徴的なメリットやデメリットは勿論、登録方法や使い方までコインオタクが解説します。

 

フィスコ仮想通貨取引所のアカウント開設はこちらから


【フィスココインの保管方法】どのウォレットで保管できる?

フィスココインはCounterpartyを利用して発行された通貨の1つです。そのため、もちろん取引所に置いておくこともできるのですが、Counterparty(CP)対応のウォレットに保管しておくことができます。ここでは、2つのCP対応ウォレットを紹介します。

IndieSquare Wallet

IndieSquare Walletは、CP対応のモバイルウォレットです。このウォレットでは、ビットコインやXCPの保管や送受金ができ、また保管するだけでなくCounterpartyを利用して作られたトークンの発行・取引などもできます


(IndieSquare Walletの記事リンク)


IndieSquare Walletの登録はこちらから

Counterwallet

CounterwalletもCP対応のウォレットですが、こちらはウェブウォレットになります。このウォレットでもトークンの作成・取引をすることができますが、IndieSquare Walletの方がスマホでも操作でき使い勝手がいいかもしれません。


(Counterwalletの記事リンク)


Counterwalletの登録はこちらから


まとめ

ここまで見て来たように、フィスココインは未だ実験段階で、上場企業による新たな試みとして将来が楽しみなトークンですが、現状では用途も限られ流通量も少ないため、仮想通貨で一儲けしてやる!という方には今の所あまりオススメはできません。

気になっている方はこの先の動きに注意しておきましょう。