2024年2月の最新インフレデータによると、トルコは通貨切り下げが進み、対米ドルでリラが下落する中、67%を超えるインフレ率に直面している。

インフレ率67%のトルコ、国民は金と仮想通貨に避難を求める

最近の調査結果によると、トルコ人は富を守るためにますます金に目を向けるようになっており、密輸はかつてない水準に達している。

さらに、トルコ国民の間では、仮想通貨、特に米ドルと結びついたステーブルコインを通じて資産を確保することへの関心が高まっている。

今週、トルコにおける金の密輸が過去最高を記録し、当局が今年350kgの金を没収したことを強調するレポートが発表された。

トルコ政府が金の輸入に割り当てを設けているため、トルコの通貨リラが急落を続ける中、この貴重な金属への需要が急増している。

トルコ人の減少する富を維持することを目的とした、この金と安全な資産への探求の高まりは、金価格を世界加重平均より7%の割高水準に押し上げたという。

大幅な経済危機の中、トルコは輸入費の高騰に苦しんでおり、商品とサービスの価格が高騰している。

さらに、金利抑制の疑惑と相まって、例外的に緩い金融戦略がトルコリラの価値をさらに低下させている。

イスタンブール宝石・金細工・両替商協会の副会長であるメフメット・アリ・ユルディリムトゥルク氏は、木曜日に発表されたレポートの中で次のように述べている。

「最近では、(金を)売る業者はほとんどいない。このような小規模の買い手がたくさんいると、需要が生まれ、価格が爆発的に上昇する。」

金融の安定を求めて、トルコ国民はますます仮想通貨、特にステーブルコインに目を向けている。

cryptocompare.comによると、トルコリラはテザー(USDT)で2番目に取引されているペアである。

さらに、リラはFDUSDの取引に大きく貢献しており、MakerdaoのDAIステーブルコインとのペアで7番目に多い。

リラはまた、テザーのゴールドトークンXAUTの取引でも主要な役割を果たしており、2番目に取引されているペアとなっている。

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