取引高で米国を拠点とする大手仮想通貨取引所コインベースは、ビットコイン（BTC）決済プラットフォームのライトニングネットワークのサポートを追加する。

コインベースがライトニングネットワークをサポート

コインベースは新たな発表で、ライトニングネットワークを統合することで、ユーザーにBTC支払いの送信方法の選択肢を提供すると述べた。

「本日より、コインベースはライトニングネットワークのサポートを開始し、即時かつ低コストのビットコイン送金を可能にする。ユーザーは、より高速で安価なビットコイン取引のためにライトニングを使用するか、従来のビットコインネットワークで取引を処理するかを選択できるようになる。この統合は、日常的な金融ツールへの手頃なアクセスを提供する1秒1セントのグローバル決済システムを構築するという当社の使命をさらに推し進めるものである。」

プレスリリースによると、クレジットカード手数料や電信送金手数料に比べ、ライトニングネットワークでのBTC送金は平均約20倍安くなるという。

ライトニングネットワークは、オフチェーンでのBTC送金を可能にすることで機能し、取引時間の短縮を目指している。

「これまでは、コインベースでのビットコイン送金はオンチェーンで処理されていたため、10分から2時間かかることがあり、ユーザーにとってコストがかかる可能性があった。ビットコインの上に構築されたライトニング・ネットワークは、わずかなコストで即座にオフチェーンでのビットコイン送金を可能にする。2017年の開始以来、ライトニングネットワークは着実に成長し、顧客からの需要の増加に繋がっている。」

発表によると、ライトニングネットワークの統合はまだすべての地域で利用できるわけではない。

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